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2009年2月:「新しい時代を探る旅 北欧」 参加者レポートT

シンとした冬の空気、日本のお正月に感じるような、そんな街の空気がとても心地いい。
最初に到着したヘルシンキの街はそんな印象だった。


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僕はいつも見て回った街の些細なことが印象に残っていることが多い。暑すぎないエア
コンの設定温度。歩行者がいると必ず止まってくれる自動車。街中のいたるところにある
自転車スタンド。厳しい自然環境にも関わらず、きっと暮らしやすいのだろうなと感じさせ
てくれる雰囲気を街のそこかしこに感じることが出来る。こういう配慮というか意識の元に
は、人間本位というか『人ありき』な姿勢・意識が人々の間にしっかりとあるのだろう。


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人の意識という点で、この旅では多くの人たちと会話をし、彼らの意識の底にあるものを
感じる機会があった。

『寒いから木が育つのに60〜70年かかる。だから森は大事に使い続けないと。』とアル
テック社の環境への取り組みについて話す工場長、『この接合部分が現行の商品とは
違うんだよ』とアンティーク家具の特徴を説明をしてくれた家具屋のオーナー、『息子が
靴下の会社を始めたんだ。可愛いだろ?』と靴下を見せてくれたおじいちゃん。

彼らが黒崎さんとのコミュニケーションの中で紡ぎ出する言葉からは、彼らが愛して止ま
ないものを感じることが出来たし、そうした思いを口にするときの彼らの表情・雰囲気をと
ても愛おしいと感じた。

本当の旅の醍醐味はそうしたコミュニケーションから彼らの魅力を引き出し、彼らの意識
の底にある文化を理解することにあるのではないだろうか。


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そういう会話を聞いているうちに、毎日の仕事に追われるばかりで、自分の仕事について
そんな表情で語ることが出来なくなっていた自分に気が付き、こんな顔をして仕事の話が
出来る人たちと一緒に仕事をしていきたいと強く感じた。


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地方都市出身だという自分の背景と共鳴するからかもしれないが、旅行の後に印象に
残っている街は地方都市のことが多い。今回の旅で特に印象に残ったヘルシンキとマルメ。
両方とも人口数十万人程度と、日本でいえば大きめの地方都市程度だが、街並みからは
文化の厚みが感じられ、ほっこりとした温かみを感じる居心地のよさそうな街だった。


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日本の地方でも、地方だからこそ出来る豊かな暮らし方はあるはずだ。都会には多くの
人との接点とチャンスはあるけれど、地方にいてもすばらしい人たちとの出会いはある。
やばいと言われているところにこそ、変化の芽が生まれてくる。価値観の切り崩しと再構
築を自分の場所で始めていこうと思う。


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都築 淳(つづき あつし)
1982年生まれ。スクーリングパッドデザイン6期。学生時代は農業、環境問題、サステイ
ナビリティーについて学び、環境系の調査・研究に没頭する。スクーリングパッドにて多く
の刺激を受け、現在、地元愛知県での起業に向けて活動中。


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