report

2012年11月20日 15:56

1軒でも光る店を

Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

ゲストは、際コーポレーション株式会社の中島武さんです。
飲食業界のドンと呼ばれる中島さん。
さすが教室の空気がぐっとひきしまります。

20121121021.JPG

現在350店舗も経営されている中島さん。
多店舗展開している業態、
個店で展開してる業態など様々です。
クルーの多くは個店としての開業を目指しており、
飲食店としてどう今の世の中とどう向き合っていくのか
しっかりとクルーたちに伝えてくれました。

街にはたくさんの飲食店が生まれ、しかし残念ながら
閉店してしまうお店も多数存在します。

中島さんは終始クルーに
「1軒でも光った店を作りなさい。」とおっしゃいます。

多くの飲食店の中から抜きんでるために何をすればいいのか、
中島さんは2つのポイントで具体的に教えてくださいました。

・新しいものを開発すること。
・時代に何が求められているのか冷静に判断すること。

多数存在する飲食店の中で、やはり他とは違うことをしなければ
注目を浴びることは難しいでしょう。

どうやったら人の印象、記憶に残るか
その視点に立って考えてみることが大切です。
今はFacebookやTwitter、Blogなど個人で情報を発信できるツールが
多数存在します。
どうやったら写真を撮りたくなるか、友人に勧めたくなるか
興味を惹かれるものを作ることがとても重要です。
それが料理やドリンク、またサービスでも
提供スタイルでも何でもいいのだと中島さんはおっしゃいます。

但しこの個性も一歩間違えば、大きなズレを起こし
お店の存続さえも脅かすことになりかねません。
そこで2つ目のキーワードが大事なのです。
冷静に世の中を見ること。
この2つがリンクしてこそ「光るお店」になっていくのではないでしょうか。

20121121022.JPG

そして中島さんは常に過信しないで欲しいとおっしゃいます。
成長することをやめないこと。
それが「光るお店」として長く続いて行くために不可欠なことなのだと感じました。


(原田)


Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

▲TOP

2012年11月20日 15:54

なぜベトナム?なぜピッツァ?

Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

ゲストはベトナム・ホーチミンで
「4P's」というピッツァレストランを
経営する益子陽介さんです。
はるばるベトナムからの登場です。

20121121011.JPG

「なぜベトナム?、なぜピッツァ?」
これはおそらく誰もが抱く疑問でしょう。
益子さんは元々ネット企業に勤めていた方ですから
まったく異業種での起業ということになります。

実は前職時代にホーチミンに駐在していたことが
この地を選んだ理由になっているのだとか。
起業に際しては他のアジア諸国はもちろん、
ヨーロッパなども候補地として検討した結果、
最終的に「事業機会が豊富にある」ということを理由に
ベトナムを選んだそうです。

そして、飲食店を選んだ理由はもう少し複雑です。
益子さんはそもそも起業するにあたって
理念やヴィジョンを真剣に考えた結果、
最終的に取り組みたい方向性として
教育(Education)と娯楽(Entertainment)が
融合した「Edutainment」を掲げています。

そこに至るには、宿泊施設やら学校やら
様々なコンテンツが必要となるのですが、
そのゴールに向けての第一歩として
「飲食事業」に着手しているのです。

ピッツァを選んだ理由も戦略的です。
ベトナムではすでに日本食を打ち出した飲食店は
かなり進出してきています。
一方で、グローバル展開しているピザチェーンも
人気を獲得しているのです。

こうした状況を見て、益子さんはこう考えました。
「日本食で勝負するにはすでに競争は激しすぎる。
けれども、かつて日本も大手ピザチェーンが
人気を博した後には、本格的なピッツァレストランが
ブレイクしている。ということは、先にそれに
着手しておけばいいのではないか?」

そしてこの狙いは見事にあたります。
開店から1年半にして、すでに4P'sはホーチミンで
もっとも予約が取れないレストランになっているのです。

驚くべきは客に占めるベトナム人の比率の高さです。
開店当初こそ日本人が多かったそうですが
今や現地の人が最も多いレストランになっているのです。
これはメニュー開発時にもベトナム人に試食してもらうなど
最初からローカルに支持されることを狙ってきたからに
他なりません。

そして、有機野菜の生産や、チーズの製造・販売など
その活動は多岐に渡っています。

20121121012.JPG

もちろん異国の地で飲食店を経営するというのは
想像以上にハードなことでしょう。
人材のマネジメントだけでも胃が痛くなる毎日だそうです。
それでも益子さんは粘り強く前に進んでいます。

「日本国内で勝負をするのもいいとは思います。
でもそこは競争が異常に激しい世界でもあります。
メジャーリーガーがアメリカではなくアジアにも
活躍の場を見つけたように、日本人ならば日本以外にも
チャンスがたくさんあると思いますよ」

実際に挑戦をして成果を出している益子さんの口から出ると
この言葉にはとても重みがあります。

(子安)


Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

▲TOP

2012年11月13日 18:50

大事な「想い」

Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

ゲストは開講時よりご登場頂いている株式会社ゼットンの稲本さんです。
今回も心を揺さぶられる熱いセッションになりました。

201211140201.JPG

公共施設の開発でも注目を浴びる稲本さん。
もともと施設に付帯しているレストランの役割は、その施設に来た方が立ち寄るというもので
わざわざ足を運ぶ場所と選ばれているお店は少ないでしょう。
残念ながら飲食店としての役割や魅力を伝えきれていません。
稲本さんは、「飲食というテクニック、技を使って公共施設を盛り上げるんです。」
と力強くお話してくださいました。
付帯としてのレストランではなく、集客としてのレストランが存在し役割を果たしていけば、
レストランに来たので公共施設にも寄ってみようというような逆のパターンを生みだし、
より魅力ある場所になっていくのではないでしょうか。

また海外進出や様々な業態を出店されている中で稲本さんの決断の
ポイントは何なのかお伺いしました。

そこで稲本さんの口から出た言葉は
「マーケティングよりフィーリングだ」ということでした。
もちろん出店したい立地・業態に対して、
情報を集めるということは間違いではありません。
むしろとても大切なことです。
稲本さんがお話されるのはそれにとらわれすぎてもいけないということです。
自分がいいな、好きだなと思うこと、
自分の「想い」を大事にしてほしいとおっしゃいます。

201211140202.JPG

そのためには普段から自分自信を鍛えておくこと。
食事をするにも旅行に行くにも真剣に遊ぶ。

稲本さんは別の言葉で「魂を鍛える」ともおっしゃっていました。
稲本さんがトライアスロンに挑戦することもまたその一つです。
仕事とは全く違う環境で自分自身を緊張させている。
あえてその環境をつくるのだとおっしゃいます。
それが稲本さんご自身の場合はトライアスロンだったそうですが
スポーツでも音楽でもなんでも良いのだと。

そして世の中が向かっていく方向をきちんと見定めること。
生き残るために変化していくのではなく、
時代が向かう方向を見据えて変化していくこと。

何事にも真剣に取り組むことで自分の感性を磨き、
自分の「フィーリング」を信じることができるのではないでしょうか。

「変化を恐れないで進んで欲しい」

そう力強くクルーを励ましてくださいました。

(原田)


Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

▲TOP

2012年11月13日 17:36

これまで以上にちゃんと

Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

ゲストは「ポンデュガール」や「ガールドリヨン」など
小さい箱ながらも、いつもお客さんで満席の大繁盛店を展開する、
リヨンブルーアンテルナショナル代表の安生浩さんです。

201211140101.JPG

1号店のポンデュガールは9坪、2号店のガールドリヨンは10.5坪と、
小ぶりな店ではありますが、教えていただいた売上は驚異的です。
ただし3,000円台でワインとしっかりした料理を食べられる
そのコストパフォーマンスの良さを実感すれば、それももっともでしょう。

その後の店舗も含めて、各店舗にかかった投資額、
そして月商、FLコストなどを包み隠さず教えてくださいました。
さらに、昨年から始めた社内独立制度では
破格の条件で自分が育てた店をスタッフに譲っていらっしゃいますが、
そのあたりからも安生さんの人柄が感じられます。

起業時から現在に至るまでの話をうかがう中で何度も
「僕は特に苦労はしていません。たまたまなんですよ」
と謙遜して繰り返していました。

しかし、

・35歳までに店を出すという目標を定めて
きついけれども給料のいい会社に期間限定で勤めて貯金した

・自分が好きで気に行ったエリアに目を付けて
そこを徹底的に歩き回って物件を見つけた

・ワインの価格が不透明な状況(=売り手優位)が続いていたので
適正な価格で販売することでお客さんの支持を集めた

などなど、実際に安生さんがやってきたことを振り返れば
それが「たまたま」などではないこともわかります。

ベンチマークされる側となり、続々と類似のワインビストロ業態が
増える現状に対しては、こう言います。

「ちゃんとしたことをやっている店は、これからも残るんじゃないですか。
だからこれまで以上にちゃんとしようと思うんです」

201211140102.JPG

そして、こんな風に最後には語ってくれました。

「レストランとは、お客さんが元気になって帰ってもらうための場所。
そのためには僕たち働いている人間が心身ともに元気じゃないとね」

先日、スタッフを連れてフランス旅行に行ったばかりという
安生さんの口から出たセリフには納得感があります。

(子安)


Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

▲TOP

2012年10月30日 12:38

街に寄り添い、人に寄り添う

Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

ゲストは、カフェを通した街づくりをモットーにご活躍されている
入川スタイル&ホールディングス株式会社の入川秀人さんです。

201211020201.JPG

飲食店を志す人の中で一番興味を持つ人が多い業態である「カフェ」。
カフェが持つファッション性や空間作りに惹かれて、
飛び込む人も多いのではないでしょうか。

街にあふれている様々なカフェの中で、自己満足で終わっているお店が多いと
入川さんは残念そうにおっしゃいました。

確かにカフェをやりたいと思うきっかけは、こんな空間にしたい、
こんな音楽をかけたい、美味しいコーヒーを提供したいなど
当然ですが自分の想いが先行します。
しかし入川さんのお店作りは全くもって真逆です。

「この街が必要としているものは何なのか?」

そのためその街、ワーカー、住人を調べることからスタートします。
入川さんは、「立地×ターゲット=機能」という公式でエリアを徹底的に分析されています。
具体的に例を挙げて説明して頂き、その情報収集の綿密さにクルーも圧倒されていました。

201211020202.JPG

通常の飲食店とは異なり、食事以外に目的がたくさんあるのが
カフェだと入川さんはおっしゃいます。
その街が求めていることをきちんと理解し、提供する。
結果カフェが地域のコミュニティのハブの役割を果たし、
人が集まりそしてまた人を呼ぶ。
なくてはならない存在になるのでしょう。

時代は変化し街も成長していきます。
その時々に必要とされているものは違えども、
人々はサードプレイスを求めています。
街に寄り添い、人に寄り添うことでカフェが持つべき「機能」が明確になるのです。

今度はどんな新しいものが登場するのか非常に楽しみです。

(原田)


Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

▲TOP

▼過去の記事はこちらから
2012年11月 / 2012年10月 / 2012年09月 / ...

学部紹介

デザインコミュニケーション学部
デザインコミュニケーションコース
グローバルデザイナーコース
ブックコンシェルジュコース
桜の園
レストランビジネスデザイン学部
レストランビジネスデザインコース
街マーケティングコース
映画学部
映画俳優コース
映画実践講座集中コース
関西サテライト
農業学部

search


ご興味のある方、ご入学をお考えの方はこちら

COMPANY PROFILEPRIVACY POLICY

©Schooling-Pad All Rights Reserved.