report

2013年12月10日 16:47

ローリスク・ミドルリターン

Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース

ゲストはリヨンブルーアンテルナショナル代表の安生浩さん。
安生さんは「ポンデュガール」や「ガールドリヨン」など、銀座界隈で
連日大繁盛の小箱系ワイン業態を展開しています。


今でこそ、カジュアルにワインを楽しめる店というのはごく定番の存在ですが、
ほんの数年前までは希少でした。安生さんの経営されている店は、
4,000円もあれば十分に満足できる料理とワインを楽しめますが、
そのスタイルが多くの経営者からベンチマークされ、
今のワインブームの先駆けとなったのは間違いありません。

ちなみに、今のワイン業態の乱立について尋ねてみると、
「多くは淘汰されるのではないか」との回答でした。
安生さんはすでにこうした状態を見越して、淘汰されないための品質向上に努めているのです。
例えば、評価の高く入手困難な宮崎の尾崎牛、あるいは梅山豚(メイシャントン)などの
食材の調達ルートを構築して、他との差異化を図っています。

また安生さんの会社の特徴は、その独特の組織です。
自身が「部活」のようなものを表現する通り、営業後にお酒を飲んだり、
研修旅行に行ったりを繰り返し、チームの連帯を強めています。
それも無理矢理にやっているのではなく、似たような想いを持っている人が集まってきているからこそ、
自然に絆が生まれているのでしょう。

結果的に、社内独立のような雇用形態も生まれています。
リスクは会社が取り、その後独立希望者に店を譲渡していくという、
スタッフからすればきわめて「おいしい話」です。
これらのベースにあるのは、経営者の安生さん自身が欲深くないことのように思われます。
店舗数の目標は立てない、競合の多い場所へ出店しない、必要なときに必要なだけ出す、
など、自らのペースをしっかり守りながら、少しずつ成長しているのが同社の特徴です。


セッションにおいて安生さんは何度か「ローリスク・ミドルリターン」という言葉を口にしました。
立地を間違えず、そして初期投資を抑えれば、飲食店の出店はそれほどリスクのあるものではない、
というのが思考のベースにあるようです。
そして、まずまずのリターンを長い期間にわたって、しっかりと追っていくこと、
これが安生流の繁盛論なのだと感じました。
「ビジネス」というよりも「生業」や「商い」という表現がしっくりくるような内容でしたが、
このことは実は時代の空気のある側面をまさに象徴しているような気がします。

(子安)


Report TOP > レストランビジネスデザイン学部  > レストランビジネスデザインコース


▲TOP

学部紹介

デザインコミュニケーション学部
デザインコミュニケーションコース
グローバルデザイナーコース
ブックコンシェルジュコース
桜の園
レストランビジネスデザイン学部
レストランビジネスデザインコース
街マーケティングコース
映画学部
映画俳優コース
映画実践講座集中コース
関西サテライト
農業学部

search


ご興味のある方、ご入学をお考えの方はこちら

COMPANY PROFILEPRIVACY POLICY

©Schooling-Pad All Rights Reserved.