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2013年02月19日 16:40

読解力とそれを表現出来る身体

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2月10日のセッションは細野 辰興監督に講師にお越し頂きました。
細野監督は「シャブ極道」「竜二forever」などを監督する以外にも舞台の演出、
そして現在日本映画学校の専任講師もされており、今回のセッションは
まるで学校の授業を受けているかの様にスタートしました。

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まず教壇に立ちお話されたのが
「映像演技の特殊性」について!

もうこの時点でクルーみんなの体勢は少し前のめりになってます。
スクーリングパットの場は毎回がオーディションの場であり、
本番と同じような場所である事が本来の姿ですが、
クルーももっと勉強して少しでも成長したいという想いを全員が持っているので、
今回の様なセッションはとても貴重な時間だったと思います。

しかも、ズバリ「映像演技の特殊性」!
映画俳優を目指す僕達にとって知っておかなければならないこと。
完全に心を掴まれました。

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しかもこの授業の進め方がまさに大学の講義の様で、
細野監督の問いに対してクルーが挙手をしそれぞれの考えから
どんどんどんどん答えをシェイプアップしみんなの頭の中を整理しながら答えを導き出して行く。
まるで俳優が役と向かい合う時に役の心情や欲求を探す時と同じ様な作業で、
僕は個人的にもやはりはっきりさせること、シンプルさや具体性なんだなと改めて思いました。
曖昧さが演技においても考え方においても良くないことなんだなと。

その答えを基に当日渡された課題を使って台本を分析して行きました。

当然ですが台本というのは同じ物語を語る小説とは全く違う書き方をしています。
小説は役の心情も、その時の情景や動きも全て活字にしてありますが台本というのはそうではない。
台詞のやり取りの連続でその間の心情など書いていないし、
ト書きも簡単な動作や場所しか書いていない。
その台本を役者はどう読み取り、書かれていない色んなことを想像して行かなければならないのか。
しかし何も分かっていなければ読み取り方も間違ってしまうし、想像するにも曖昧になってしまう。
そこで重要なのが

「このストーリーは何を言っている場面なのか?」
「役の目的はなんなのか?」
「立場、関係性、感情の流れ」

それらを具体的にして読み取れなければ、想像を膨らます事も、行間を埋めて行く事も出来ない。
それは俳優の仕事でもあるが、演出家の仕事でもあると。

最近今回のクラスによく指摘をされるのが「読解力」だっただけに、
この細野監督のお話はクルーにとって大きなヒントになったのではないでしょうか。

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そしてもう一つ、映像演技として成立させる事。
実際に芝居をする時になると、監督からカメラの位置と画の設定を条件付けされました。
その画の中でどう演じ表現するか。

舞台と映像の大きな違いです。

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しかも今回の課題シーンで注目したのが、台詞のほとんど無いただその場にいるだけの役でした。
これは難しかった。
台詞が無い分、体を使って表現しなければならない。

しかし今回の課題シーンが実際映画になっている場面を観ると、見事に動きだけで表現されていました。

今回細野監督からは、
「映像演技の特殊性」
というテーマでセッションを進めて頂きましたが、やはりそれを学ぶのは
過去の名作や名優の演技を観て盗む事だと仰っていました。

読解力とそれを表現出来る身体。

丁度折り返し地点に来たこのタイミングで今回セッションは
とても重要な一回になったのではないかと思います。
細野監督ありがとうございました!

レポート作成:9期 松坂龍馬


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