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2012年12月10日 16:51

未来からの前借り、やめましょう

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本日のゲストは株式会社坂ノ途中の小野邦彦さん。
「未来からの前借り、やめましょう」というメッセージを掲げ、
関西を拠点に農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を通して、
環境負荷の小さい農業を実践する農業者を支えていらっしゃいます。

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小野さんは学生時代にバックパッカーで旅行中、
都市と農村の感覚の違いに気付いたそうです。
都市では人間が自然をコントロールできると思っているが、
農村では自然とは畏怖の対象であり自然に合わせて生きている。
都市は持続不可能な社会なのではという違和感。
そんな違和感を表現できる仕事がしたいと感じ、
それが人と自然の結び目になっている農業ではないかと
思ったそうです。

農薬や化学肥料を多用した豊作は、
地力を低下させ未来の豊作を食いつぶします。
環境負荷を減らした農法で新規就農したい人がいるのに、
売り先がないから続かないという現状。
その現状を自分たちで変え、
売れる仕組みを作ることに取り組みます。

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まずは就農一年目の人と組み、
飲食店向けの「野菜提携事業」を始めました。
利益も低く、注文が厳しいわりに使用量も少ないのですが、
他の八百屋がやらないので入る余地があるのではないかと思ったそうです。
またレストランで使用してもらうことで、野菜に付加価値がうまれます。
そこから移動型店舗を始め、ネット通販の需要も増えていきます。
また少量しかできない野菜を売るための場所として、
出荷場を八百屋として活用する店舗も作りました。

小野さんは決して積極的に買ってくださいとは言わないそうですが、
伝えたいことや、大事にしているメッセージに「共感」してくれた人によって、
安定的に伸びているそうです。

また国内での販路開拓だけではなく、
提携農業者が栽培した農産物の輸出にも取り組んでいらっしゃいます。
現在は、ごま油の企業と連携しながら、
アフリカでのゴマの契約栽培にも取り組んでいるそうです。

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どんなビジネスでも自分の軸があるからこそ、
まわりに振り回されずにいられる。
譲れないポイントが明確にあることが大事だと
小野さんはおっしゃいます。

将来の世代に負担をかける生き方はカッコ悪いと言う小野さん。
これからの世界をまたに掛ける活動が楽しみでもあり、
ますます目が離せないと感じる講義でした。

(山田)


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