report

2012年11月15日 16:13

地域のデザイン

Report TOP > 農業ビジネス学部

ゲストスピーカーはサコダデザイン代表の迫田司さん。
四万十に移住して、地元の特産品、加工品などのデザインや
地域プロジェクトを手掛けていらっしゃいます。

四万十川流域の水でつくられた「山間米」プロジェクトでは、
昔ながらの紙の米袋でグッドデザイン賞を受賞されました。

201211180101.jpg

迫田さんはこれまで、
「地元にあるものをこんな風にみたら魅力的になる」ということを、
地元の人たちと話し合いながらプロダクツ作ってきたそうです。

例えば最近手がけているのは、
「県境がNice!!(ないっす)」プロジェクト。
四万十は愛媛県との県境に位置しているので、
暮らしと文化が交じり合っている地域。
その県境エリアを新しい産地(=県境ベルトライン)とした、
「道のブランド化」による地域活性プロジェクトだそうです。
迫田さんの視点のユニークさに、クルーからも笑いが起きます。

またデザインをするときは、いつも地域の人と一緒に
ワークショップスタイルで行うそうです。
大事にしているポイントは、
・ローカル(足元にあるもの)
・ローテク(自分の手でできる)
・ローインパクト(環境に負荷をかけない)
であること。
そして、当たり前すぎて見えない「てまひま」で展開していくと話します。

またデザインで採用するコピーも、
現場の誰かが言った言葉がほとんどだそうです。
自分では仕組まず、地域の人から出てきたものを伝えるのがいいと言います。
時にはお酒の席での言葉もデザインになるそうです。

201211180102.jpg

都会の皆さんが思うほど、田舎はそんなに疲弊していないと、
迫田さんは話します。

一方で、後継者問題は現実にあるそうです。
でも若い人にいきなり「後継者」の話すると引かれてしまう。
そこで、まずは「中継者」として関わってもらうことを大事にしているそうです。

「間を繋いでくれる人を募集し、その中から1、2人の後継者が生まれればいい。
 まずは、農村に入り込んで、体感し、地域の人に関わってもらうことが大事」

また外部からきた人間では、地域に信頼されるまで何年もかかるため、
その地域の人がデザインしたほうがいいと話します。
迫田さん自身、地域に入り、自身で田んぼを始めてから、
デザインに対する考え方も変わり、仕事の幅が広がったと言います。
そして、何事も始めたら回りだすと、クルーにエールを送ってくれました。

201211180103.jpg

月日を経て地域の人たちと共にものづくりをしてきたという姿勢が、
迫田さんのデザインが四万十の土地と人々に溶け込んでいる理由なのだと
あらためて感じました。

そして現在も多数のプロジェクトが進行中。
迫田さんの今後の展開に、引き続き注目です。

(山田)


Report TOP > 農業ビジネス学部


▲TOP

学部紹介

デザインコミュニケーション学部
デザインコミュニケーションコース
グローバルデザイナーコース
ブックコンシェルジュコース
桜の園
レストランビジネスデザイン学部
レストランビジネスデザインコース
街マーケティングコース
映画学部
映画俳優コース
映画実践講座集中コース
関西サテライト
農業学部

search


ご興味のある方、ご入学をお考えの方はこちら

COMPANY PROFILEPRIVACY POLICY

©Schooling-Pad All Rights Reserved.