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2012年11月27日 12:33

やりたくてやるべきこと

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ゲストは「スープストックトーキヨー」を展開する
スマイルズの遠山正道さんです。
今回も普段の視点を改めて考えさせられるセッションになりました。

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まず遠山さんは私たちに、何かを始めたり創り上げたりすることは
才能ではなく発想だとおっしゃいました。

でも自分にはその発想力はないと自信をなくしてしまうかもしれませんが、
そのヒントはそこらじゅうにあると遠山さんは教えてくださいます。

街には本当に色々な物が溢れていて、時にそれは人々が必要としている以上に
なっている場合もあります。
・単純に数が増えすぎてしまっている。
そのため埋もれてしまって本来必要とされている役割を見失っている。
・時代も変化し、現在はその形としては必要とされていない。
理由は、様々です。

そこに視点をもっていくのです。
今存在はしているのものの光を浴びていない物をどう変化させるか。
そこから新しいものを創造していくのです。

ただ自分の想いだけが先行してしまっても、人々に求められているものとは
紙一重になってしまうかもしれません。

そのために大切なキーワードを教えてくださいました。
「やりたいこと・やるべきこと・やれること。」

一人の力でやるのではなく、人を巻き込む力も必要だと遠山さんはおっしゃいます。
そのためには自分自身も魅力的な人間にならなくてはいけないと。

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最後に力強くクルーたちに励ましの言葉をかけてくださいました。

「世の中、困っていることがあって、
その問題解決ができれば、それが価値です。
今、世の中困っていることだらけ。
悩みが価値に転換するキラめく瞬間が沢山眠っています。

是非皆さんのうずうずを形にして下さい!!」


(原田)


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2012年11月27日 10:53

理想のパンケーキを探して

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三軒茶屋にある大人気のパンケーキ店
「VoiVoi」を経営する阿多笑子さんの登場です。
これまでの道のり、そして意外な未来についても
お話いただきました。

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VoiVoiは三軒茶屋の路地裏にある
14坪・22席とこじんまりとしたかわいらしいお店です。

阿多さんがこの店を開いたのは2006年の夏の日のこと。
長年温めてきた「パンケーキの店をやりたい」という夢を
この地で実現させました。

今でこそパンケーキ店と言えば
原宿を中心に数多く存在しますが、
当時はまだまだマイナーなジャンルでした。

開業の夢を相談しても、
多くの方から反対をされてしまいますが、
阿多さんはめげませんでした。

・パンケーキの食べ歩きブログを開設して
定期的に情報をアップ

・自分の理想である「軽くてふわふわで食べ飽きない、
甘すぎないパンケーキ」にたどり着くため
毎日毎日試作に励む

・製粉メーカーに相談してオリジナルの配合に成功

・デザートではない「食事系パンケーキ」を開発

などなど、1つ1つ課題をクリアしていき
遂に開業までこぎつけるのです。

阿多さんは、当時もそして今でも
おいしいパンケーキを食べて欲しいという強い想いを、
持ち続けています。

けれどもそんな自分を夢を実現させるためには
客観的な視点を持つこと、そして課題に対して
冷静に手を打っていくことが重要だということを
十分に認識していたようです。

そんな思いは伝わり、そして売った手も奏功し
VoiVoiは年々大繁盛店への成長していきます。

スクーリング・パッドでは
「好きとビジネスのバランス」ということを
何度もクルーの皆さんには伝えていますが、
阿多さんはまさにそれを体現しているケースと言えます。
(実はスクーリング・パッドの1期生なのです)

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そして大繁盛しているにもかかわらず
実は先日大きな決断を下しました。

それは現在の店を信頼するスタッフに譲り、
自信は那須高原に移住して、そこでゼロからもう一度
パンケーキ店を立ち上げるという構想です。

そこには、さらに高品質なパンケーキを出したいという想いや、
都市部では難しい地域コミュニティともっと繋がりたいという想い、
あるいは自分の理想するライフスタイルを追求したいという想いなど
様々な気持ちが入り混じっているようです。

建物はログハウス、そして店名は「森のVoiVoi」となるようです。
そんなまるで映画に出てきそうな阿多さんの新しいお店を
今から楽しみにしたいと思います。

(子安)


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2012年11月20日 15:56

1軒でも光る店を

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ゲストは、際コーポレーション株式会社の中島武さんです。
飲食業界のドンと呼ばれる中島さん。
教室の空気がぐっとひきしまります。

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現在350店舗も経営されている中島さん。
多店舗展開している業態、
個店で展開してる業態など様々です。
クルーの多くは個店としての開業を目指しており、
飲食店としてどう今の世の中とどう向き合っていくのか
しっかりとクルーたちに伝えてくれました。

街にはたくさんの飲食店が生まれ、しかし残念ながら
閉店してしまうお店も多数存在します。

中島さんは終始クルーに
「1軒でも光った店を作りなさい。」とおっしゃいます。

多くの飲食店の中から抜きんでるために何をすればいいのか、
中島さんは2つのポイントで具体的に教えてくださいました。

・新しいものを開発すること。
・時代に何が求められているのか冷静に判断すること。

多数存在する飲食店の中で、やはり他とは違うことをしなければ
注目を浴びることは難しいでしょう。

どうやったら人の印象、記憶に残るか
その視点に立って考えてみることが大切です。
今はFacebookやTwitter、Blogなど個人で情報を発信できるツールが
多数存在します。
どうやったら写真を撮りたくなるか、友人に勧めたくなるか
人々の興味を湧き立てることがとても重要です。
それが料理やドリンク、またサービスでも
提供スタイルでも何でもいいのだと中島さんはおっしゃいます。

但しこの個性も一歩間違えば、大きなズレを起こし
お店の存続さえも脅かすことになりかねません。
そこで2つ目のキーワードが大事なのです。
冷静に世の中を見ること。
今時代に求められていることは何なのか、自分の想いだけで突き進むのではなく
冷静に時代を理解する力が必要です。

この2つがリンクしてこそ「光るお店」になっていくのではないでしょうか。

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そして中島さんは常に過信しないで欲しいとおっしゃいます。
成長することをやめない。
それが「光るお店」として長く続いて行くために不可欠なことなのだと感じました。


(原田)


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2012年11月20日 15:54

なぜベトナム?なぜピッツァ?

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ゲストはベトナム・ホーチミンで
「4P's」というピッツァレストランを
経営する益子陽介さんです。
はるばるベトナムからの登場です。

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「なぜベトナム?、なぜピッツァ?」
これはおそらく誰もが抱く疑問でしょう。
益子さんは元々ネット企業に勤めていた方ですから
まったく異業種での起業ということになります。

実は前職時代にホーチミンに駐在していたことが
この地を選んだ理由になっているのだとか。
起業に際しては他のアジア諸国はもちろん、
ヨーロッパなども候補地として検討した結果、
最終的に「事業機会が豊富にある」ということを理由に
ベトナムを選んだそうです。

そして、飲食店を選んだ理由はもう少し複雑です。
益子さんはそもそも起業するにあたって
理念やヴィジョンを真剣に考えた結果、
最終的に取り組みたい方向性として
教育(Education)と娯楽(Entertainment)が
融合した「Edutainment」を掲げています。

そこに至るには、宿泊施設やら学校やら
様々なコンテンツが必要となるのですが、
そのゴールに向けての第一歩として
「飲食事業」に着手しているのです。

ピッツァを選んだ理由も戦略的です。
ベトナムではすでに日本食を打ち出した飲食店は
かなり進出してきています。
一方で、グローバル展開しているピザチェーンも
人気を獲得しているのです。

こうした状況を見て、益子さんはこう考えました。
「日本食で勝負するにはすでに競争は激しすぎる。
けれども、かつて日本も大手ピザチェーンが
人気を博した後には、本格的なピッツァレストランが
ブレイクしている。ということは、先にそれに
着手しておけばいいのではないか?」

そしてこの狙いは見事にあたります。
開店から1年半にして、すでに4P'sはホーチミンで
もっとも予約が取れないレストランになっているのです。

驚くべきは客に占めるベトナム人の比率の高さです。
開店当初こそ日本人が多かったそうですが
今や現地の人が最も多いレストランになっているのです。
これはメニュー開発時にもベトナム人に試食してもらうなど
最初からローカルに支持されることを狙ってきたからに
他なりません。

そして、有機野菜の生産や、チーズの製造・販売など
その活動は多岐に渡っています。

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もちろん異国の地で飲食店を経営するというのは
想像以上にハードなことでしょう。
人材のマネジメントだけでも胃が痛くなる毎日だそうです。
それでも益子さんは粘り強く前に進んでいます。

「日本国内で勝負をするのもいいとは思います。
でもそこは競争が異常に激しい世界でもあります。
メジャーリーガーがアメリカではなくアジアにも
活躍の場を見つけたように、日本人ならば日本以外にも
チャンスがたくさんあると思いますよ」

実際に挑戦をして成果を出している益子さんの口から出ると
この言葉にはとても重みがあります。

(子安)


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2012年11月15日 16:17

引き受けて考える

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ゲストスピーカーはNPO法人地域再生機構の平野彰秀さん。
岐阜県郡上市の集落・石徹白(いとしろ)に移住し、
小水力発電など自然エネルギーの導入と、
地域づくりに取り組んでいらっしゃいます。

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平野さんは大学時代に都市計画を専攻し、
地方でのワークショップやイベントなどをしていたそうですが、
いずれも長期的に関わることができなかった経験から、
「どこかの地域に入りこんでしまった方が良いのではないか」
という想いをもったそうです。

就職してからもピンとくるところをずっと探していたところ、
岐阜で、地元に根差して自ら事業やっている人たちに出会い、
東京で出逢った人たちよりもずっとカッコいいと思ったそうです。
それが、移住のきっかけとなりました。

また平野さんは、経営コンサルタントの仕事を通じて、
いずれは資源・エネルギーの限界が来て、
自然エネルギーしか頼れない日がやってくると感じ、
その時に向けて何かしなければいけないと思っていたそうです。

そこで、地域の豊富な天然資源を活用し、
かつ地域内での循環を構築することで、
持続可能な地域社会を作っていきたいと考えました。
また地域でエネルギーを自給することで、
地域から外に流出するお金を取り戻すこともできるし、
さらには地域内での雇用が生まれます。

そこで平野さんは水力発電ができる場所を探し、
人口250人の集落・石徹白にたどり着きます。

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石徹白には、かつて水力発電があったのだそうです。
当時はまだ東京で働いていたという平野さんですが、
「ここには自分が一生かけてやっていく材料がたくさんある」と、
ピンときて会社を辞め、小水力発電の導入に取り組み始めます。
3年後位には集落をまかなうような規模の
小水力発電所を作りたいと熱く語ります。

また小水力発電ができたことで、
石徹白には月に200人ほどの人が見学にくるそうです。
そこで地元の若者たちでHPをつくったり、
カフェで地元の食材の料理を提供したり、
また特産品の開発などにも意欲的に取り組みます。

平野さんのようなコーディネーター役が地域に入ったことで
地域の人が同じビジョンを共有することができ、
楽しみながら地域を盛り上げることにつながっているようです。

任せて文句を言うのではなく、引き受けて考える。
大きなシステムでの解決ではなく、現場で1つ1つの物語をつむいでいく。
元々持っていた大切なものを実感できる社会に
なればいいと平野さんは語ります。

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かつての日本の集落は、持続可能な社会でした。
人と人とのつながり、人と自然のつながり、人と神様のつながり。
それらを大事にしてきた日本という国。

自然に対して「ありがたい」と感謝することが日常的であるという石徹白が、
これからの社会のあるべき姿を示してくれているような気がしました。

(山田)


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2012年11月15日 16:14

命をいただく食文化

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ゲストはトータルフードプロデューサー小倉朋子さん。
トレンド調査、食育、食文化、伝統食など
幅広い食の提案を行っていらっしゃいます。
食の伝承をコンセプトに手がけたメニューでは、
フード・アクション・ニッポン アワードを受賞されました。

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小倉さんは、さっそく今の食文化の問題点を指摘します。
最近は、家庭の食卓にごはんがあがらなくなってきていることから、
ご飯茶碗にごはんを入れる習慣が無い人がいること。
また、主食、主菜と分けてないので、取り皿のない家庭が多いこと。
料理ごとに食器を分けるのは日本だけだそうですが、
それも今となっては過去形になってきているそうです。

また、箸を正しくが扱える人も少ないと指摘します。
箸食の国は世界で30%ありますが、
その中でも日本だけは、かつて神器(神様用)として使われたりなど、
独特な使い方をしているそうです。

そして自分専用の箸があるのも日本だけで、
それは箸に魂がうつると考えられていたからだそうです。
箸はただの食べる道具ではないと、小倉さんは話します。

木の命をいただいて食べる道具にする。
それを使って、また命をいただく。
「いただきます」の意味は、
あなたの命(目の前の動植物の命)をいただいて、
生きさせていただきます、ということです。

命に上下はない、という考え方。
こんな誇り高い食べ方をする国は他にはなく、
「いただきます」という言葉は、他の言語には訳せません。
この食文化を途絶えさせないようにしないといけないと、
小倉さんは熱く語ります。

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メニュー開発についてのアドバイスでは、
福島のホテルのビュッフェメニューの開発事例を
お話しいただきました。

地域には野菜などの食材がたくさんあるのに、
道の駅くらいしか見せ場が無かった。
そのため、旅館やホテルを農産物を紹介できる場所にすることで、
そこで商談ができ、販路につながることをテーマとしたそうです。

それが様々な人の評価を受け、
今では農業関係の人が直接料理長に野菜をもっていき、
メニュー開発に関わっているそうです。

その他に、米粉を使ったドーナツなど、
興味深い事例もご紹介いただきました。

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いいものを選択できる感覚が危うい現状なので、
日本人の食への向き合い方を見直すことが大事と、
小倉さんは話します。

島国であり、四季がある日本だからこそ、
独自の工夫が生まれてきた日本の食文化。
文化の側面からこれからの農業を考えるきっかけとなりました。

(山田)


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2012年11月15日 16:13

地域のデザイン

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ゲストスピーカーはサコダデザイン代表の迫田司さん。
四万十に移住して、地元の特産品、加工品などのデザインや
地域プロジェクトを手掛けていらっしゃいます。

四万十川流域の水でつくられた「山間米」プロジェクトでは、
昔ながらの紙の米袋でグッドデザイン賞を受賞されました。

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迫田さんはこれまで、
「地元にあるものをこんな風にみたら魅力的になる」ということを、
地元の人たちと話し合いながらプロダクツ作ってきたそうです。

例えば最近手がけているのは、
「県境がNice!!(ないっす)」プロジェクト。
四万十は愛媛県との県境に位置しているので、
暮らしと文化が交じり合っている地域。
その県境エリアを新しい産地(=県境ベルトライン)とした、
「道のブランド化」による地域活性プロジェクトだそうです。
迫田さんの視点のユニークさに、クルーからも笑いが起きます。

またデザインをするときは、いつも地域の人と一緒に
ワークショップスタイルで行うそうです。
大事にしているポイントは、
・ローカル(足元にあるもの)
・ローテク(自分の手でできる)
・ローインパクト(環境に負荷をかけない)
であること。
そして、当たり前すぎて見えない「てまひま」で展開していくと話します。

またデザインで採用するコピーも、
現場の誰かが言った言葉がほとんどだそうです。
自分では仕組まず、地域の人から出てきたものを伝えるのがいいと言います。
時にはお酒の席での言葉もデザインになるそうです。

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都会の皆さんが思うほど、田舎はそんなに疲弊していないと、
迫田さんは話します。

一方で、後継者問題は現実にあるそうです。
でも若い人にいきなり「後継者」の話すると引かれてしまう。
そこで、まずは「中継者」として関わってもらうことを大事にしているそうです。

「間を繋いでくれる人を募集し、その中から1、2人の後継者が生まれればいい。
 まずは、農村に入り込んで、体感し、地域の人に関わってもらうことが大事」

また外部からきた人間では、地域に信頼されるまで何年もかかるため、
その地域の人がデザインしたほうがいいと話します。
迫田さん自身、地域に入り、自身で田んぼを始めてから、
デザインに対する考え方も変わり、仕事の幅が広がったと言います。
そして、何事も始めたら回りだすと、クルーにエールを送ってくれました。

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月日を経て地域の人たちと共にものづくりをしてきたという姿勢が、
迫田さんのデザインが四万十の土地と人々に溶け込んでいる理由なのだと
あらためて感じました。

そして現在も多数のプロジェクトが進行中。
迫田さんの今後の展開に、引き続き注目です。

(山田)


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2012年11月13日 18:50

大事な「想い」

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ゲストは開講時よりご登場頂いている株式会社ゼットンの稲本さんです。
今回も心を揺さぶられる熱いセッションになりました。

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公共施設の開発でも注目を浴びる稲本さん。
もともと施設に付帯しているレストランの役割は、その施設に来た方が立ち寄るというもので
わざわざ足を運ぶ場所と選ばれているお店は少ないでしょう。
残念ながら飲食店としての役割や魅力を伝えきれていません。
稲本さんは、「飲食というテクニック、技を使って公共施設を盛り上げるんです。」
と力強くお話してくださいました。
付帯としてのレストランではなく、集客としてのレストランが存在し役割を果たしていけば、
レストランに来たので公共施設にも寄ってみようというような逆のパターンを生みだし、
より魅力ある場所になっていくのではないでしょうか。

また海外進出や様々な業態を出店されている中で稲本さんの決断の
ポイントは何なのかお伺いしました。

そこで稲本さんの口から出た言葉は
「マーケティングよりフィーリングだ」ということでした。
もちろん出店したい立地・業態に対して、
情報を集めるということは間違いではありません。
むしろとても大切なことです。
稲本さんがお話されるのはそれにとらわれすぎてもいけないということです。
自分がいいな、好きだなと思うこと、
自分の「想い」を大事にしてほしいとおっしゃいます。

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そのためには普段から自分自信を鍛えておくこと。
食事をするにも旅行に行くにも真剣に遊ぶ。

稲本さんは別の言葉で「魂を鍛える」ともおっしゃっていました。
稲本さんがトライアスロンに挑戦することもまたその一つです。
仕事とは全く違う環境で自分自身を緊張させている。
あえてその環境をつくるのだとおっしゃいます。
それが稲本さんご自身の場合はトライアスロンだったそうですが
スポーツでも音楽でもなんでも良いのだと。

そして世の中が向かっていく方向をきちんと見定めること。
生き残るために変化していくのではなく、
時代が向かう方向を見据えて変化していくこと。

何事にも真剣に取り組むことで自分の感性を磨き、
自分の「フィーリング」を信じることができるのではないでしょうか。

「変化を恐れないで進んで欲しい」

そう力強くクルーを励ましてくださいました。

(原田)


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2012年11月13日 17:36

これまで以上にちゃんと

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ゲストは「ポンデュガール」や「ガールドリヨン」など
小さい箱ながらも、いつもお客さんで満席の大繁盛店を展開する、
リヨンブルーアンテルナショナル代表の安生浩さんです。

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1号店のポンデュガールは9坪、2号店のガールドリヨンは10.5坪と、
小ぶりな店ではありますが、教えていただいた売上は驚異的です。
ただし3,000円台でワインとしっかりした料理を食べられる
そのコストパフォーマンスの良さを実感すれば、それももっともでしょう。

その後の店舗も含めて、各店舗にかかった投資額、
そして月商、FLコストなどを包み隠さず教えてくださいました。
さらに、昨年から始めた社内独立制度では
破格の条件で自分が育てた店をスタッフに譲っていらっしゃいますが、
そのあたりからも安生さんの人柄が感じられます。

起業時から現在に至るまでの話をうかがう中で何度も
「僕は特に苦労はしていません。たまたまなんですよ」
と謙遜して繰り返していました。

しかし、

・35歳までに店を出すという目標を定めて
きついけれども給料のいい会社に期間限定で勤めて貯金した

・自分が好きで気に行ったエリアに目を付けて
そこを徹底的に歩き回って物件を見つけた

・ワインの価格が不透明な状況(=売り手優位)が続いていたので
適正な価格で販売することでお客さんの支持を集めた

などなど、実際に安生さんがやってきたことを振り返れば
それが「たまたま」などではないこともわかります。

ベンチマークされる側となり、続々と類似のワインビストロ業態が
増える現状に対しては、こう言います。

「ちゃんとしたことをやっている店は、これからも残るんじゃないですか。
だからこれまで以上にちゃんとしようと思うんです」

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そして、こんな風に最後には語ってくれました。

「レストランとは、お客さんが元気になって帰ってもらうための場所。
そのためには僕たち働いている人間が心身ともに元気じゃないとね」

先日、スタッフを連れてフランス旅行に行ったばかりという
安生さんの口から出たセリフには納得感があります。

(子安)


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