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2012年05月16日 15:09

エンターテインメントとは?

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4月29日に4回目のセッションが行われました。
講師は先週に引き続き田島大輔さんでした。

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今回は木下ほうかさんと李学部長が不在でしたので、
映画の予告編をいくつか見てから田島さんとのセッションに入りました。

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この日、田島さんは鎌倉にロケハンへ行ってから、このセッションに来られていたので、
その時の鎌倉のお話をして頂き、今回の課題で取り上げた
向田邦子さんの作品についても話して頂きました。

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恥ずかしい話、向田邦子さんの作品をほとんど読んだことがなかったので
今回お薦め頂いた「あ、うん」や「父の詫び状」といった作品はぜひとも読んでみたいと思いました。

お話を聞いてから、先週に引き続き今回も向田邦子さんの「冬の運動会」が課題でした。
今回行なったセッションは、一人で全ての台詞を発表するというものでした。

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トップバッターとなった私はとても緊張し、少し台詞を間違えたものの
何とか全て台詞を言うことができました。
そして、全員が終わった後に田島さんから「誰かの台詞に感動した人?」と質問され、
とてもハッとさせられました。
前回、田島さんから台本に書いてある台詞を大切にすると教えて頂いたばかりだったのに。
一言一句間違えずに覚えるということばかりに気を取られ、
間違えずに言おう言おうとばかりに思っていたからです。
間違えないように言葉を言うことはただ口に出しているだけに過ぎないんです。
しかし、自分たちはその言葉を相手の心に訴えることをしないとダメだということを
忘れていたことにとても悔しくなりました。

一人で台詞を言うというのは落語のようなものだと仰っていました。
登場人物一人一人に眼、耳、口がついていることが基本だと教えて頂きました。
それから、田島さんは「心に訴えるには、まず理解が必要」とも仰っていました。
「なぜこの人はこの台詞を言うのだろうか?」「この人の性格は?」など
一人一人の登場人物に興味を持ち、自分でまずはその登場人物の
心を理解することが大切なのだと教えて頂きました。
毛穴と眼、耳、鼻、舌の五感+心の六感を使って理解していくことが大事だと仰っていました。

田島さんの言葉で印象深かったものがあります。
それは、「言葉を自分たちの媒体を通してお客さんに伝えるということこそエンターテインメントだ」
という言葉です。
台本に書いてある言葉を言うことは誰でも出来るのだと思います。
しかし、その言葉に自分の媒体を通すことで観ているお客さんの心を動かすことが出来るのだ
と教わりました。

田島さんはとてもお話するのが上手で、集中して2回のセッションで
たくさんのお話を聞くことが出来ました。
また、俳優としてあるべき姿や大切なことも多く教えて頂けたと思います。
田島さんから教わったことを忘れず頑張って行きたいと思います。田島さん、ありがとうございました。

レポート作成:8期 永田 隼人


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2012年05月16日 15:04

台詞を大切に

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今期三回目の講師には田島大輔監督にお越し頂きました。

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その前に今回は第一回目の講師にも来て頂いた俳優の木下ほうかさんからクルーにお話がありました。
まずは恒例この一週間でどんな映画を観たか?の質問。
先日2002年公開の映画「竜二 Forever」の劇場での特別上映があり
そこに足を運んだクルー達は、この作品が実話で自分たちと同じような境遇にいる
映画の主人公金子正次の生き方に感化され色んな事を感じていたようでした。
それ以外でもこの一週間にそれぞれ映画を観ていたようですが、
映画館で映画を観ている人が少なかったように感じました。
もう少し映画館にも足を運んでもらいたい!
そして木下ほうかさんから映画だけでなくもっと色んなものに目を向け
見聞を広めて欲しいというお言葉も頂きました。
前回のグ監督のお話にもありましたが本や音楽などなんでもいいから
知識や情報を吸収したり、それ以外にも美術館などにどんどん足を運んで
俳優修行の為に普段の生活の時間を使っていってもらいたなと思います。

さてお待ちかねの田島監督の登場です。
今回も田島監督には2週に渡り登壇してもらうことになっているのですが、
1回目は田島監督のお話と課題の本読みをしました。

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田島監督には過去にも何度か御登壇頂いているのですが毎回話して下さるお話が本当に面白い!
面白いだけでなく話術も毎回勉強になります!
初対面のクルーの中には一見その日本人離れした風貌に
怖そうなイメージを持った人もいたかもしれませんが、
お話が始まるとすぐクラスの雰囲気は和み、始終笑いが絶えない場になりました。
過去には黒澤明監督のお話などをして頂いたのですが
今回は俳優の根津甚八さんのお話をして頂き、田島監督が以前
根津さんと一緒に仕事をした時の印象や、根津さんがアングラの舞台から
映像の世界に入った時の裏話など普通なかなか知ることのできない貴重なお話を聞かせて頂きました。
その中でも印象に残った一言があります。

「出る杭は打たれるが、出ない杭は一生打たれない」

俳優たるもの表現してなんぼ。
根津さんの芝居は「半径5メートル以内の芝居」と言われたほど
その表現は細かく繊細なものだったそうですが、俳優が課せられていることは
現場でもオーディションでも自分の表現をすること。
台本に書かれたことを正しく理解し、役になりきるのではなく
自分の個性を生かし表現することが何よりも大切なんだと教えて頂きました。
自分をさらけ出すことを恐れずまずは前に出ることが俳優の姿勢として
大切なんだということを改めて感じたのではないでしょうか。
さて今回の課題は、今回は向田邦子さんの作品「冬の運動会」を
テキストにまずは本読みから始まりました。

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この本読みが始まると先程までの和やかな雰囲気から一転、
まるで撮影現場のような緊張感が生まれ田島監督からのお言葉も厳しいものに変わっていきました。
始める前に監督からクルーに与えられた要求は、
台本をゆっくり大切に句読点含め一言一句間違わないように読んで下さいというものでした。
しかしクルーそれぞれ自分では完璧に台詞を覚えてきたと思っていても
少し間違って覚えていたり、句読点を無視し自分の言いやすい言い回しになっていたり、
緊張から早く台詞を読んでしまったりと監督からの要求にはなかなか答えられない様子でした。

「台詞を本当に大切にしようとしたら、台詞を間違うことは出来ないはず」
優れた台本というのはその台詞一文字一文字に作者の意図や意味、
ニュアンスが込められている。
作品を大切にしていたらそれをないがしろにすることは出来ないはず。
まずは演技・テクニック、そういうものは全て忘れ台詞を大切に読むこと。
そして台詞が腹に落ちたときに初めて台詞と自分との間に化学反応が生まれ
役や作品への理解も深まると仰っていました。
「上手に演じるよりも大切なのは作品のテーマ、ストーリー、人物設定をしっかりと掴むこと」
と仰っていた田島監督。
台詞を大切に読むことでこれらのこともさらに深く理解し
掴むことが出来るのではないでしょうか。

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最後に今回のセッションの締めくくりとして監督から
「心を入れ替え本気で取り組む覚悟を決めること。自分の心に杭を打って貰いたい。
作品に取り組む時もオーディションやワークショップの時も覚悟して自分をアピールして貰いたい」
とお言葉を頂きました。
厳しいお言葉ではありましたがそこにはクルー達への思いやりと、
次回のセッションまでに更なる成長を期待する意味がある言葉だと感じました。
是非この要求に答えられるよう次回頑張って下さい!

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レポート作成:R

―22日のセッション後 第8期 田中政和さんは―

第3回目セッションには、演出家・田島大輔さんに御越しいただきました
スラッと長身で、ハンパないオーラを放たれる田島さんのお話には、まさに圧倒されました
芝居の歴史の話
芝居と向き合うストイックさ、考え方、職人的な姿勢
プロとして当然の事
自分は、それらの要素をまだまだ満たせていない…と、改めて認識させられる、濃いセッションとなりました

実は、田島さんがおっしゃられた話の中には、以前にもどこかで学び、もう自分は理解した…と思っていた部分がありました
しかし、本当は全然理解できていなかった
何かを学んだからといって、安易に理解できたつもりにはなってはいけないと思いました
今まで、今回、そしてまたこれから学んでいく事を、何度も何度も考え直し、
物事を額縁だけでしか捉えられないような、つまらない人間にだけはなってはいけないと‥
それを踏まえて、これからまた自分の甘い所を詰めつつ、勉強していきます

田島さん、どうもありがとうございました
また29日、よろしくお願い致します


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