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2012年04月25日 16:45

上手になるなよ、野蛮になりなさい

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4月15日のセッションは自伝的小説を映画化した『ハードロマンチッカー』が
記憶に新しいグ・スーヨン監督にお越し頂きました。

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セッションを始める前の、李学部長からの“今週のおはなし”は、
前回のセッションでお話があった『アフターウェディング』について。
同じ作品を共有し、それぞれが感じたことを話せるように紹介して下さった作品です。

李学部長から「俳優に是非観て欲しい作品」と紹介されれば観ないわけにはいきません!
登場人物それぞれの感情の動きが見事に表現された素晴らしい作品です。

常々、李学部長が提唱する「まずは、映画を沢山観ること。」
そこから、演技はもちろん、何を感じ吸収するのか。
映画について学部長やゲストでお越しくださる監督たちと映画について“語る”には
やはり多くの作品を観なければ始まらないと思います。

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李学部長、締めのお言葉は今回も「皆さん、もっと映画を沢山観て下さい!」と!


続いて、グ監督によるセッションです。
まずは、グ監督の生い立ちから現在に至るまでをお話下さいました。

CMディレクターとして、小説家として、作詞家として、映画監督として多方面でご活躍のグ監督。
「“映画監督”ではないから、皆さんに教えられることなんて何もないんだけど」と笑いながら、
「ただ、何が出来るかはわからないけれど、何か伝えられることがあるとすれば、
“コツ”を皆さんお伝えしましょう!」と。

一週間に10冊の本と10本の映画、10枚のCDを読む観る聴くという生活を続けていらっしゃるグ監督。
そのお話伺った後に影響を受けたクルーも沢山いたようです。

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また、黒板に書いて下さった“演じるコツ”。
ただ単に、その時の感情に任せるだけの演技ではなく、何パターンもの演技を常に考えておくことを
教えて下さいました。

「知らないものは出てこない。全てを意識的に企んでおくこと。」

日々、物事を考え、準備しておくことの大切さを再認識したクルーも多かったのではないでしょうか?

また、グ監督のお話の中で「俳優になりたい」や「監督になりたい」と思っている人は
俳優や監督にはなれません!と。なぜか?
「演じたいもの、撮りたいものがある人がなれるのです。」
まさに、その通りですね。

監督のお話はわかりやすく的確で、その“コツ”は、今日からでも始められるものばかり。
それを実行に移せる人がどれだけいるでしょうか?

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そして、「芝居に失敗はないのだからやりすぎて下さい!」というお言葉のあと課題演技に入りました。

いわゆる“ダメだし”はなく、クルーそれぞれの引き出しの中を探っているような演出。
クルーが演じるのを見た後に、柔軟にそれぞれに合ったキャラクター設定を伝えて下さいました。

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今回のセッションでは、俳優としても人としても成長できる“コツ”を学ぶことが出来ました。
あとは実践のみ!頑張って行きましょう!


―グ監督のセッションを通して、8期太田麻貴さんは―

グ・スーヨン監督のお話を聞いていて、“上手になるな。野蛮になれ。”という言葉が印象に残りました。
役者はみんな上手になることを目標にしがちで、それを目標にしてしまうと誰が本当に上手で
誰が本当に下手かは、見る方の解釈は千差万別だし誰にもわからない。
という話を聞いてとても納得できました。

私は常日頃から、“裏も表も同じ、すきもきらいも同じ、あるもないも同じ。
本当のところは誰にもわからない。”という考えで生きています。
監督のお話とは少し異なるかもしれませんが、自分の中では通じるものがあって
聞いていて勉強になりました。
あと、一週間、読む観る聴くを10本ずつする。というお話を聞いてやはり
なんでも続けることが大事なんだな、と再認識することができました。
続けるべき小さなことでも、実際に続けるのはとても難しいことだと思うのです。
それを続けることができた人は何かしらチャンスがきたとき掴めるのだと思います。
監督は気さくに話しかけてくださったり、私の話を聞いてくれたりして、
すごく優しくて素敵な方だなぁと思いました。
服装もかっこよかったです!身近にお話ができて、すごく勉強になった一日でした。
ありがとうございました!


今後はクルーの声もレポートに反映していきたいと思います!

レポート作成:M


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2012年04月13日 17:07

第8期映画俳優コーススタートしました!

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いよいよ始まりました。スクーリング・パッド第8期映画俳優コース!
第1回セッションはスクーリングパッド生みの親である李鳳宇学部長と
クルーたちの大先輩にあたる俳優・木下ほうかさんによるご講義でした。

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まずは、李学部長からお話をいただきました。

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スクーリング・パッドでは毎回ゲスト講師をお招きしてのセッションを行いますが、
その前に李学部長からお話をいただくのが恒例のセッションスタイルです。
クルーたちの緊張と期待と興奮が入り混じる中、今回はどんなお話が聞けるのか…
と思いきや、始まったのは自己紹介タイムでした。
厳しいオーディションを勝ち上がってきたクルーたちにとって、
これは同時に、お互いを知り、自分をアピールする大事な時間です。
そう、闘いはもう始まっているのです。
自己紹介だってただの自己紹介なんかではありません。
お題は「最近観た映画、もしくは舞台、スポーツの試合、美術品、なんでも可。
そしてそのとき何を思ったかを話してください。」というもの。
これには面食らった人もいたようですが、俳優は常日頃から心を柔軟にし
意識的に人・物・出来事を観察していなくてはいけません。
まるで俳優としてどう日常を過ごしているかを試されているような質問です。
スクーリング・パッドは自己紹介も一筋縄ではいきません。

いざ、始めてみると、クルーたちの人となりが明かされていくようで非常に面白いですね。
映画のタイトルが次々出てくる人、家族とのエピソードを語る人、街で見かけた広告の話…
李学部長も「変わった人多いね。」と期待の眼差しを向けていらっしゃいました。
一通り終わっての学部長のお話。
「私がするのは大体映画の話。なぜか?映画俳優を探しているからです。
そして映画はできるだけスクリーンで観てほしい。
さらに映画サイズに映る自分を想像してほしい。人は本能的に大きなものに憧れます。
カンヌでもベルリンでも良い。大きなスクリーン、大勢の観客の前に映し出される姿を
イメージして俳優に取り組んでいってほしい。小さくまとまらないように。」
最後には今後へのアドバイスもいただけました。
「演じることも大事ですが、人との繋がりも大事。自分だけが評価をされるわけではない。
俳優は作品と共に残る。では、良い作品に出るためにはどうするか?チャンスは必ず来ます。
毎回がオーディションです。この12週を「いかに演じるか」だけ考えて過ごしてほしい。
私も見ています。聞きたいことは何でも聞いてね!」
厳しさの中にも優しさ溢れるお言葉ですね。
毎回学部長のお話が聞けるなんて、クルーたちが羨ましい限りです。

さて、続きましては、俳優の木下ほうかさんからお話をいただきました。

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俳優としての先輩であり、ライバルであり、この期間クルーたちを見守って下さる存在です。
そもそものスクーリング・パッド誕生のいきさつについて。
「映画人を養成するために、自分が俳優を始めた頃にほしかったものを作ろうと思った。
学校ぽいが、勘違いしないでほしい。落ちこぼれは置いていくし、補習もない。
積極的にアピールし、どんな手を使ってでも仕事にありついてほしい。」
これはまさにクルーと同じ俳優の立場だからこそのご意見でしょう。
俳優部の気持ちがわかるからこそ、厳しいことも言う、助けもする。
そんな、ほうかさんご自身の考え方が伝わってくるようです。
お話の中では、最近の映像の撮影現場での体験談も語られました。
すべてのお言葉に熱意と期待が感じられ、クルーたちが聞く表情も真剣そのものでした。

次に、短いシーンの演技実習を行いました。
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黒板に段取りを書き、その場ですぐに覚えて演じてみる。
こう聞いて緊張で身を固くする人、楽しみで顔がほころぶ人、反応は様々でしたが、
今日はお話だけと油断していたクルーもいるのでは?
そう!ここは映画学部、演技してなんぼです!
それに、実はこれ、映像の現場で即対応する俳優には必要なスキルを訓練するための
もってこいの方法なのです。
「差し込み」といって、現場に行くと台本にはなかったシーンが追加され
即それを咀嚼した上で演技をつくらないといけないことがあります。
スクーリング・パッドが本当に映像演技に特化した場であることがわかりますね。
クルーの演技を見て、あえて多くのダメ出しはせずヒントのみ与えて
繰り返し演じてもらうという方法をとってらっしゃいました。
これも、台本に、監督(この場合ほうかさん)に要求されていることを考え
実践する能力が試されているわけです。
そうした過程で徐々に台本の意図を汲み取り、表現に反映させていくクルーたち。
それが的確にできている人、キャラクターを出すことに終始する人…
やっぱり第8期クルーも個性的で面白い集まりです。

演技を終えてのほうかさん、「お芝居は思いやり」とした上で
「的外れの深読みは要らない。シンプルなことを、どう成立させるのかが大事。
これからゲストに来ていただく監督たちは、負担の大きいものを平気で持ってきます。
みんなを良くしてあげようなんて思ってない。
“めっけもん“がいれば使おう、といった感じ。上手くて人とは違うことをする。
あくまで大事なのは、成立する中ですること。」
とのアドバイスを下さいました。
これからのセッションに臨むにあたって非常に支えになるお言葉です。

今回のセッションを終え、
クルーのみなさんは演技の難しさを再認識したことでしょう。
しかし、その分、
このたった一回でも気付いたこと、成長したことが多かったはずです。
それは終わった後のみなさんの表情が
満足感と期待感、そして心地よい疲労感で溢れていたことからも明らかです。
この中から将来の第一線の映画俳優が一人でも多く現れることを願います!
クルーのみなさん、この三か月を悔いのないよう、全力で駆け抜けましょう!!

レポート作成:S


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