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2011年06月30日 14:48

最終日

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最終日の6月5日。
クルーによる最終課題の発表と、ゲスト講師に井筒和幸監督をお招きしました!


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最終課題はチームにわかれて課題4シーンを発表して頂きました。
チームごとで練習し、当日も随分早い時間から集まり最終確認をするクルーの姿がありました。

当日は、これまで学んだことを発表する日とあって緊張感と熱気に包まれていました。
また、この日に向けてクルー達の想いが一層強くなっている様子が感じ取れました。

これまでクルーを見守ってきて下さった吉田康弘監督・郡司掛雅之さん、
ゲスト講師としてもお越しいただいた木下ほうかさん、李学部長の4名に審査にあたって頂きました。


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どのチームが一番良かったか、また、全20回のセッションを通して男女1名ずつMVPが決定されます。

審査後、李学部長からクルーの皆さんへ審査結果の発表と激励を頂きました。

そして、スクーリング・パッド卒業生の証、ピンバッチを
李学部長自ら一人一人に声をかけながら配られました。


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その後、井筒和幸監督による講義が行われ「俳優とは?」「演技とは?」という題で、
これから新たなスタートをきるクルー達にお話し下さいました。
様々な映画を監督してこられた名演出家、井筒監督ならではのお話を聞き、
また新たな夢が膨らんだのではないでしょうか?


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全20回のセッションはこの日で最後となりましたが、
スクーリング・パッドを通して出会った縁はずっと続いていくものだと思います。

卒業後は現場で!再会することを学部長共々願っております!


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2011年06月22日 15:18

“街の賑わい”は飲食店が作っている

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3月11日の東日本大震災を機に、飲食店は世の中に必要なのか?
自分自身にも大きく問いかけたというゼットンの稲本健一さん。
その答えには本気の“想い”が込もっていました。


震災直後に被災地に炊き出しに行った稲本さん。
いつもながらの巧みな話術で、被災地の住民のみなさんとの素朴なやりとりにも
名人芸のように教室には笑いが起きます。


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けれども、自分の目で見て、匂いを感じて体感してきたことには
揺るがない「真実」があります。

とにかく何か「飲食業」従事者としてできることをしたいと食事を届けに行ったのに、
材料を集めることすら大変な状況で「こんなものしかなくて」と
お礼に大きなおにぎりをにぎってくれたみなさん。
自分たちが受け取った救援物資のカップラーメンをくれようとするみなさん。

そのみなさんの気持ちに、想いが込み上げる稲本さんと一緒に
教室中が被災地のみなさんの強さ・思いやり・心の美しさに感動していました。

稲本さんが炊き出しに行く際、「頑張って」だけは言わないよう気をつけていたそうです。
しかし、しきりに稲本さんに寄ってきてはかまうおじさんに最後にうっかり言ってしまったそうです。
するとおじさんは、大きな手を差し出して稲本さんの手を強く握り、

「お前らも頑張れよ!」 と力強く言ってくれたそうです。

「元気づけに行ったつもりが、自分たちのほうが沢山元気をいただいた」

稲本さんを通じて、私たちもそのおじさんに会ったような気持ちになりました。


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震災当時、都内にいた稲本さんは、その直後の飲食店の売上げの悪さに

「飲食店(業)は世の中に必要のないのかな?」と真剣に思ったそうです。

けれども、被災地に炊き出しに行き、子どもから大人、おじいちゃん・おばあちゃんまで
みんなが喜び、笑顔になれる瞬間を目にして、

「やっぱり飲食店(業)は世の中に必要だ」と確信したそうです。きっと、今までよりも強く。


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最近は、自社の中ではハワイアン業態が伸びているそうですが
その理由も時代が“カジュアルリッチ”に流れているからと分析しています。

無理をして、良い(高い)服を着て、良い(高い)車に乗って、派手な遊びをする時代ではなく
見た目はカジュアルでも心が豊かな生活を求める時代。

そのお手本のような国がハワイ。

ハワイでは、裕福な人もそうじゃない人も、みんながなんだか幸せそうで
自然とともに生き、子どもたちも伸び伸びと豊かな暮らしをしている。

それは、今の日本人が忘れてしまった生活なんじゃないかと。
だからみんな憧れる。実際、稲本さん自身も1年の半分近くハワイにいることが多いそうです。

昔は、歌にしても、食にしても、ファッションにしても
誰もがわかる「今年の流行」というものがあったけれど
今の時代は情報も溢れていて、人々の好みも細分化されている。

人と比べることよりも自分の快適さを求めていけるのも
カジュアルリッチの流れなのでしょう。

1つのお店も、時間帯や曜日によって、利用する人の好みで色んな使い方をしてくれる。
それがゼットンのお店の多面性であり、強みのようです。


海外にも出店している稲本さんに、海外事情も聞いてみましたが
法律の問題に始まり、海外での出店は、本当に大変なことのほうが多い!と。

「でも、やる気さえあれば大丈夫」と。

「単純に今出せば儲かりそうだから、というような理由での出店では
 上手くいかないことのほうが多いと思うが、その場所が好きで、
 本気でやりたいことがあるならば、みんなが東京を目指す必要はなく、
 地方からいきなり海外進出したっていい。」と、クルーの背中を強く押してくれました。


ディスカッションに移っても、有意義な答えが数多く、
中村学部長も唸るひとコマも。

中でも印象に残ったのが、飲食業で頑張っている・これから飲食業で頑張ろうとしているクルーへ向けて

「いわゆる人がいる・いない等で表現する街の“賑わい”は
 飲食店に人が集まるかどうかで人々は判断します。
 つまり、街の“賑わい”は飲食店が作っている。
 そのことに誇りを持って、みなさん頑張ってください」 というメッセージでした。

(天池)


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2011年06月22日 14:24

飲食店と情報

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飲食業界の基礎を勉強する「知恵の実」の最終回は
12期から新たに加わった「飲食店と情報」という
テーマで行われました。講師はマイネット・ジャパン代表の
上原仁さんです。


上原さんは飲食店などに向けたケータイ販促サービスを
提供する企業の代表でありながら、
実は自らも飲食業界についてもっと学びたいと
11期にはクルーとして通ってくれた方です。


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「飲食店と情報」。

これはあまりに大きなテーマではありますが、
昔と違って、各種ツールが次々と登場する中、
皆がどうしていいかわからなくなっている
とても大切な命題です。

これまで飲食店は、業態自体の魅力や
いわゆるQSC(品質、サービス、清潔さ)などが
あれば繁盛すると言われていました。

しかし、これに加えて今そしてこれからの時代は
「情報発信力」が重要になると上原さんは指摘します。

そんな情報発信に関して、
開業前から開業3ヶ月以降にかけてを
いくつかのフェーズにわけてそれぞれの目的や
必要な手段を整理して語ってくれました。

例えば、開業前にはブログとツイッター、
そしてリアルに語る場を作ることできちんと想いを伝え、
自分の価値観に共有する人を少しでも増やす。
開業3ヶ月後からは、それまでに貯めた情報をもとに
手紙やケータイメールで販促するなどです。

ぐるなびと食べログという2巨頭の現状と今後、
あるいはフェイスブックやグルーポンの可能性など
注目のサービスについても分析してくれました。

個人的に鋭い分析だなと感じたのは
「芯と技」という切り口です。


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上原さんは、飲食店の魅力を
「芯」:オーナーか店の背景ストーリーに紐付く「真の価値」
「技」:見た瞬間お客がワーとかキャーとか言いそうな「フック」
にわけて考えています。

芯がない店というのは瞬間的に流行ることはあっても
長続きしません。
一方、芯があったとして、あまりにそれが地味すぎては
今の時代、人の心に残りにくいということもあります。

その意味では、芯と技をいかにあわせ持つかが
極めて大事になっているわけです。

「情報」をよく知る上原さんが
こうした本質的な点を指摘することの意味は大きいです。

店としての魅力をしっかり持ちつつ、
それをしっかりと伝えていけるツールを使いこなすこと。
これこそがこれからの時代の飲食店に求められることなのでしょう。

(子安)


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2011年06月21日 16:12

やりたいことより必要なものを

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今回のゲストはひとくちに「カフェ」と言っても
いろんな「カフェ」があるということを教えてくれた入川秀人さん。
初めて聞く人はいつもみな驚きます。


「発信の角度」「店前通行量」「ブロックシフト」「シャドーワーク」「参道商売」

入川さんのセッションでは、他のゲストのセッションや飲食業界では
出てこない用語が次々と出てきます。

クルーの知的好奇心も刺激されっぱなしの1時間半。


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「飲食店をやりたい」という人の大半は、
「こんなお店をやりたい」という自分の想いがまずあります。

自分がやりたいお店をどこでやりたいか、
どこでやればうまくいくか、という視点で物件を探す人も多いです。

しかし、入川さんの発想は真逆で、
「この場所にはどんなお店が必要か」という場所ありきの視点です。

その街に必要とされる「なくてはならないお店」にならなければ
“カフェ”という業態は成り立たない。

飲食店を始めようと思う人が、一番安易に自分でもできそうと思いがちなのが
“カフェ”であるからこそ、その難しさと普通の人には知り得ない活用法の両面を
わかりやすく話してくださいました。


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出来上がったお店は、とてもリラックスできるいい意味でのゆるさが効いているお店だとしても
その裏には、緻密な調査と膨大な情報と分析で成り立っている。

これもまた裏返せば、店づくりはロジックでも、サービスはアナログで温かみがあるということです。

全てがロジックでもアナログでもない絶妙のバランスが
街に必要とされるお店に育っていく要因なのでしょう。

ただ、入川さんが作ってきたようなカフェを郊外でやろうとしたら難しい。
というのも、はっきりと明言されていました。

“都心の裏側”と表現されていたように、人口が多く感度の高い人がある程度いるけれども
まだ未発達なエリアがポテンシャルが高いようです。

とはいえ、都心に限らず、どんなに地方に行ったとしても
「1万人いたら、100人はスタイルを気にする人がいる」ともおっしゃいました。

そういう人をメインターゲットとして分析する。
ターゲットがお店に来れば、自動的にそのフォロワーがついてくる。

中心にある狙いをしっかりさだめた上で、
あとは周辺の人たちも利用しやすいように作ることが大事。

不定期で入川さん主宰で開催している街マーケティングコースは
入川さんがどのように情報収集し、分析しているかをワークショップ形式で学べるコースですが
その中でもそのエリアのターゲットを見極めるために、沢山写真を撮ります。

この「写真を撮る」という行為により、ただ見ているだけじゃなく客観性が磨かれていくそうです。

自分がやりたいことが、その街に合っているか。

「やりたいこと」が先にある場合でも客観性は非常に重要です。


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最後に、毎回セッションレポートに書いていますが
入川さんが提唱するこれからの時代の重要なキーワード。

・「鳥の目線」から「人の目線」へ

・「マーケットシェア」から「カスタマーシェア」へ

・「スケール」から「スタイル」へ


(天池)


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2011年06月20日 17:16

歴史そして現在を考える

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今回の「知恵の実」のテーマは「ヒストリー・キーワード」でした。

知っていそうで知らない飲食業界の変遷、そして
これからの時代に必要な視点を色々列挙して考えてみました。


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飲食業界が産業として幕開けしたのが1970年ごろのこと。
この頃に、すかいらーくやマクドナルドが一号店を出しています。

そこからしばらく長いことファミリーレストランや
ファストフードが業界をリードしてきましたが
1990年代に入ってから新しい変化が起きていきます。

際コーポレーション、グローバルダイニングなどが活躍をはじめ、
外食の世界は一気に華やかになりました。

今回はそこを入口に、フェーズをいくつかにわけ
それぞれのフェーズでどんな企業/経営者が登場し
どんな特徴を持っているのかを見てみました。

当然、外食の業界は激しく変化と遂げています。
では、「今」どんなことが起きているのか、
そして「これから」どんなことが起こりそうか、
こうした点に関して、いくつかのキーワードから
考えていきます。


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・街の資産
・二毛作
・朝
・リミテッドサービス
・コミュニティ
・地方
・デリバリー
・夜のサードプレイス
・行政
・ほどよいニッチ

などなどの視点を投げかけていきます。

歴史を振り返ったり、今の時代についてしっかり考えること。
これはそうしたトレンドに左右されて
フラフラして欲しいからではありません。

むしろこうした背景や現状をきちんと把握しておくことで、
自分自身のアイディアの足元を固めたり、
あるいはブラッシュアップして欲しいからです。

アーティストの村上隆さんは、かねてより
「自分の作品をアートの文脈の中にどう置くか」
ということをたびたび口にされています。

この表現を借りるならば
「自分のやりたいことを食の世界の中にどう位置づけるか」は
その文脈を知っていないと始まらないと思うのです。

(子安)


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2011年06月20日 16:15

可能性は無限大

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昨年、100店舗100業態を達成し、今や子会社を含め200店舗を超える飲食店を経営している
ダイヤモンドダイニングの松村厚久さん。そのパワーの源は?


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200枚を超えるパワーポイントデータもあっという間に感じるほど
約2時間、ノンストップで話し続ける松村さん。
セッション自体が松村さんお得意のエンターテインメントのようでした。


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今回は生い立ち部分も詳細に。若い頃の松村さんの写真、かなり男前でした。

「クゥーッ」を連発する松村さんに、教室内は笑いの渦。
その照れないパワーとサービス精神があるからこそ、
他の人には真似できない面白いお店を生み出せるのでしょう。


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会社を上場することを決めたのは、まだ8店舗だった頃。
「“上場”という意味もわからなかった」と当時を振り返り、
本部の社員は現在の広報部長の重田さんとデザイナーと松村さんの3人だけだったそうですが
そこからなんと、たった2年で達成しました。

憧れの飲食店を経営するまでには、まず他業種でお金を貯めたりと
最初からすんなり始められたわけではなく、ようやくスタートラインに立ったときも
「5年後には3店舗くらいを経営していたいなぁ」と思っていたとのこと。
でも実際の結果は、5年後には50店舗になっていました。

そのことを振り返り、松村さんは

「人間の可能性は無限大」だとおっしゃいました。

だから自分で簡単に限界を決めるものではないと。


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上場し、100店舗100業態も達成した現在の目標は
「リーディングカンパニーになること」

アルコール業態は充分確立できたので、今後は非アルコール業態の開発と
海外への進出を積極的に行っていくそうです。

大手ファミレスが伸び悩んでいる今、松村さんがどんな風穴をあけるのか。
そして、海外の人にどんなエンターテインメントレストランを提供するのか。

私たちもとても楽しみです。

(天池)


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2011年06月15日 16:54

楽しんで企てる

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今回の「知恵の実」のテーマは「企画」です。

企画という言葉からは、ともすると「奇抜なもの」を
イメージされがちですが、文字通り星の数ほどもある
飲食店の中で選ばれるためには必要不可欠なものです。


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飲食店にとって本当に大切なのは
「おいしい料理」と「心地良いサービス」なのは
間違いありません。

けれども、まずは店に来てもらわなければ話になりませんし、
他とは違う何かがあることがその店がリピートされる理由
にもなるわけです。

そういう意味では「普通にいい店」ではなく、
他にはない個性があることは本当に大切です。

今回は、過去に中村学部長がプロデュースしてきた
プロジェクトからいくつかを紹介していきます。


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例えば、居酒屋の「大金星」(ダイキンボシ)。

こちらは元々もつ焼をベースにした店でしたが
それだけでは数多ある競合店の中で埋もれてしまいます。

そこで掲げたのが「鉄板焼きそば」。
入り口近くに屋台のような鉄板を置き、
そこでソース焼きそばを作っているのです。

考えてみれば、多くの人が好きなソース焼きそばですが
意外に食べる機会がありません。
けれどもお酒のつまみにもなる一品なのです。

しかも工夫はそれに留まりません。
あえてまとめてつくって、それを店内で売り歩くのです。
これによって「できたてなら一皿もらおうか」という
お客さんが続出します。

これは「注文」という概念自体を変えてしまった好例です。

他にも実際のケースに関して
その企画書を見せながら話が進んでいきます。


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「企画」というものは急に生まれるものではありません。
頭の中をいつもそのモードにしておくことで
あるときぱっと生まれるものなのでしょう。

今日をきっかけにクルーの皆さんの頭が
少しでも「企画モード」になれば、
必ず面白いことが生まれるはずです。

(子安)


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2011年06月07日 23:23

理解すること

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5月29日のセッションは今期2度目のご登壇となる田島大輔さんにご登壇頂きました。


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また、この日は第6期から新たな試みとしてカリキュラムに組み込まれた
“短編作品”『ひょっとこ先生』の上映会が行われました。
李学部長はもちろん、田島さんもセッション前からお越し頂き上映会に参加して下さいました。
ほかにも木下ほうかさんや卒業生も足を運んで下さいました。


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クルー個々人のキャラクターや個性を考えに考えぬいたオリジナル脚本での演出とあってこそ、
素晴らしい作品に繋がったのだと思います!クルーをずっと見守ってきて下さった吉田康弘監督、
郡司掛雅之さんのご尽力の賜物だと思いました!


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上映会を終えた後は田島さんによるセッションです。


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前回の田島さんをお招きした1月30日のセッションでは、
テレビ業界で使われているマルチ撮影を体験させて頂きました。
そして、今回の課題はクルーの皆さんに予め15話分の台本を渡し、
物語全体の流れを把握した上で演じるというもの。
作品は、あの名作「岸辺のアルバム」(山田太一さん作)です。
シナリオに大切なもの、1.テーマ2.ストーリー3.人物設定
そのすべてが詰まった完璧な作品。
この作品のト書き、台詞に無駄は一つもない。すべて計算されつくした内容。

理解すれば、必ず表現できる!とおっしゃる田島さん。
まずは、本読みをしながらその役の人物がどういう人間であるか?をクルーのみなさんに問いかけ、
どんなキャラクターであるかを追求していきました。


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本来なら、個々ですべき準備段階。
この段階で本を読みこめていなかったことを痛感した方もいたことでしょう。
また、「役になりきる必要はない、役を理解するのです。」というお言葉も印象的でした。
本を読んで理解できないのであれば何度も読み込む。その作業を怠れば何も演じられない。
ただ、台詞を覚えて口に出すだけでは何も伝わらない。
滲み出る“何か”を伝える為には、やはり人物を追求し理解するほかないのかもしれません。
この先、台本を読み込む際、この日のセッションのことを思い浮かべ
シナリオを深く理解するよう努めて欲しい。
“何か”が変わる瞬間を掴んでもらえたら嬉しいです。

最後に田島さんから、「また、次回は撮影現場で是非お会いしましょう!」と
みなさんにメッセージを残してくださいました。


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2011年06月07日 21:25

“企業”か“商人”か。

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12期、2人目のゲストは株式会社ビーヨンシイの石井宏治さんです。
店舗数が増えてもお店のクオリティが落ちないのはなぜか?
石井さんのお話を伺うと自ずと見えてきます。


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今期で3度目のご登場となりますが、いつも違うお話をしてくださる石井さん。

大好きな車の話から始まり、どこに行き着くかと思えば、
それこそが会社がここまで大きくなった1つの理由でした。
今や、直営店舗だけでも100店舗を超える大企業ですが

「僕の経営は“感覚”です。」 と、言い切られました。

その“感覚”こそがスタッフに接客や掃除の仕方を教える際も、
マニュアルでは伝えきれない強い“想い”となり
結果として、どこの店舗に行っても高いレベルで保たれているのでしょう。

「価格が低単価」「料理が美味しい」「気軽に立ち寄れる業態」というのは
言うまでもないことですが、それだけなら他にも沢山競合店があります。

その中で石井さんのお店が際立っているのは、
「スタッフの接客の良さ」や「掃除が行き届いてる」ことが非常に大きいと思います。

当たり前のようでいて、この2点は低価格帯になればなるほど
できていないお店が多いですし、お客側が妥協する点でもあります。


以前、石井さんの片腕の長谷川勉さんにもお越しいただいたことがありますが
「日本再生酒場」では、暇な時はスタッフが腕立て伏せをするくらい体育会系という話がありました。
現在では、暇な時自体がないでしょうから、行っていないかもしれませんが、それくらいタフな職場です。

それでも石井さんが最近、気になっているのは

「人間の性能が落ち過ぎていること」だそうです。

例えば、パソコンを当たり前に使える若い人ほど、字がとても下手だそうです。

スライサーも便利だけれど、やはり包丁とは切れ方が違う。
車の性能も上がれば上がるほど、人間の運転技術は落ちてしまう。
それは大変危険なことだと、聞いている私も実感しました。

今後は、「この人間の性能の違いが商売の明暗を分ける」と言い切られた石井さんは
そこを見直そうと取り組まれているそうです。

大繁盛店の「日本再生酒場」を作った理由も、実は自分の「親孝行のためだけに出した」と言いますが
それを実現しようとスタッフの士気を高めたのは、石井さんの人柄でしょう。


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若い頃は、親への反発や追い越したい気持ちが強く、色んな業態にチャレンジし
いくつか失敗も経験したそうですが、その経験からの教訓として、

「人はお金を持つと色んなことに手を出したくなるが、余計なことはやらなくていい。」

と、実感を込めておっしゃっていました。


クルーからの質問に移っても、1人1人に丁寧に答えてくださった石井さん。


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ここでも大きなヒントを沢山いただきました。


最後に、これから飲食業を始めようとするクルーに向けて、

「これからの時代は、自分が飲食業を始めた時代と比べて、非常に厳しい時代だと思います」と

石井さんの冷静な見解をごまかすことなく率直におっしゃってくださいました。

だからこそ、

「“企業”として飲食をやるのか、
 “商人”として飲食をやるのか、

 自分にはどちらが性に合ってるか、
 しっかりとスタンスも適性も見極めなければいけない。
 中途半端ではこれからの時代は生き残れない。」

という実感のこもった熱いメッセージが印象的でした。

(天池)


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2011年06月04日 14:34

叱咤激励

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5月22日のセッションは俳優であり、監督の榊英雄さんにお越し頂きました。
今期2度目となるご登壇。
1度目は2月27日。前回よりも成長したところをみてもらえるように!
とクルーの皆も気合いを入れてセッションに臨みました。


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はじめに、物語の概要・人物設定について少しご説明下さり、
課題の中でわからない所はなかったか、と確認した後、演技に入りました。


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そして、クルーそれぞれが考えてきた演技プランをみて、
榊監督がどう思ったか率直なご意見を下さりました。


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監督からの叱咤激励に、教室内の空気が、またクルーの皆さんの目が変化していく様に、
こちらも気が引き締まりました。


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平坦な芝居は駄目だけれど、かといって物語の設定や人物像を壊すようではいけない。
まずは、ベースとなる部分をしっかり理解した上で自分なりに表現するべきだと
強くおっしゃっていました。

ご自身も俳優である榊監督にとって、俳優の気持ちは手にとるようにわかるのだと思います。
細かなところまで見逃さず、同じことでも繰り返し丁寧に指導して下さる榊監督。
クルーそれぞれに向けた温もりのある言葉は、今回も心に残ったことでしょう。
実り多きセッションとなりました。

愛のある叱咤激励、榊監督から頂いた言葉を忘れずに前に進んで行ってもらいたいと思います。
今後、榊監督の作品にクルーの姿をみつける日が来ることを願っています!


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2011年06月03日 23:21

素人からプロへ

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カリキュラムの前半は、飲食業を始める上でしっかりと身につけてほしいことを
合計5回に渡って説明していきます。質問も随時受け付け、ディスカッション色が濃い内容です。


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今回のテーマは「基礎用語・事業計画・マクロ動向」

レストランビジネスデザイン学部に入学するクルーの大半は、まだ飲食業に関しては素人です。

また、現在携わってはいても、気づいていないことも数多くあります。

“成功する”という価値観の定義は人それぞれなので
一律に他人が判断できることではありませんが
“失敗した”という事実は誰の目にもわかりやすいものです。

とにかくまず“失敗しないこと”

そのために必要な内容を、本当に基本的な用語から
デザインにばかり気が向いてしまって、見落としがちな席数や
効率の良いレイアウトの話等、資料を用いて説明していきました。

その資料の中には、東山の「KAN」を出店する際にデザインや施工含め
実際にどのくらいのお金がかかったかというものや
中村学部長が経営する全直営店舗の本物の今年の数字も。
もちろん「予約がとれない」と言われる並木橋「なかむら」の数字もあります。
これにはクルーも立ち上がって見に来るほど。
ここまでリアルな話は、スクーリング・パッドでしかできません。


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これから出そうとしているお店を何年続けるつもりなのか、
その場所に自分は毎日何人のお客さんを呼べるか、
どれくらいの客単価のお店をつくるつもりなのか、
そうして考えたお店が事業計画上、成り立つバランスの家賃なのか、等々
どういう目線で考えていけばいいのかを見極めるポイントもわかりやすく紹介し、

それらをふまえて今後飲食店に行ったときに
プロというのはどういう目線でお店を見て、何を感じ、考えているのか。
クルーのみなさんもそういうことが瞬時にできる訓練をしていくよう、すすめました。


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子安さんの1冊目の著書『「お通し」はなぜ必ず出るのか』にも書かれていますが
「どれも高い水準でバランスのいいお店」を1軒目から作るというのは難しいことです。

まずは「1点突破型」を目指し、失敗しないこと。
そのために何を武器に、他のお店と差別化するのか。

きちんと自分の口で説明できるお店を作らないと、メディアにも取り上げられません。
自分が取材する側だったら、どんな風にそのお店の記事を書くか?

“想い”が強いことも重要ですが、合わせて冷静な“ビジネス視点”を持つ重要性を学んだ回でした。

(天池)


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