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2010年06月30日 12:20

映画学部俳優コース関西サテライト第2期生募集中!

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映画学部俳優コースでは今期も8月1日(日)〜6日(金)の1週間を利用して、
関西サテライト(短期集中講座)を開催いたします。
現在、第2期生を募集しております。


<開催期間、日時>

2010年8月1日(日)〜6日(金)

※8月4日(水)は中休みとします。

14:00〜18:00

<会場>

大阪市福島区福島5-1-1 若杉西梅田ビル2F

(JR環状線/東西線/阪神線「福島」より1〜2分 
地下鉄「西梅田」/京阪線「渡辺橋」より5分 「大阪梅田」より8分)

応募方法他、詳細はこちらをご覧ください。


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※こちらは俳優コース第5期の授業風景です。


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※今期関西コース会場です。

大阪駅から徒歩10分弱のショールーム風ビル内のスタジオです。


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2010年06月29日 11:57

【のるすくワークショップ】

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レストランビジネスデザイン学部2期生で、チーズラボでおなじみの佐野さんより
スパークリングワインとチーズのワークショップのご案内が届きました。

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レストラン学部2期の佐野加奈です。
都立大学にある、家具のショールーム「のるすく」でワークショップ第3弾を開催します!

のるすくNORSK
http://www.norsk.jp/

今回は番外編「スパークリングワインとチーズ」。
暑い夏にぴったりのスパークリングワイン。いろいろテイスティングしながら、
その歴史やタイプを学びましょう。

初心者むけの内容なので、お気軽にどうぞ。

【のるすくワークショップ】
日時:2010年7月24日(土)13:00−15:00
内容:スパークリングワイン
参加費:3,500円(チーズ、スパークリングワイン、パン付)
場所:のるすく(目黒区中根2-1-15 http://www.norsk.jp/
申込方法:店頭もしくは電話申込<TEL 03-5731-8500>

※今回のみ土曜日開催です。


チーズラボブログもよろしくお願いします
http://cheese-labo.cocolog-nifty.com/


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オフィスチーズラボ 佐野加奈
info.cheeselabo@gmail.com
http://cheese-labo.cocolog-nifty.com/blog/


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2010年06月26日 11:42

6/26(土) 本日開催!自由大学 第11回 レクチャープランニングコンテスト

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誰でも教授になれて、誰でも講義を企画できるのが、自由大学。
当日、数名のプレゼンターが発表する面白い講義アイデアを、
みんなで意見をぶつけあい、講義企画に発展させる場が、
『レクチャープランニングコンテスト』(通称:レクプラ)です。

レクプラでは、自由大学の「核」になる魅力的な講義のアイデアを
広く募集しています。発表された企画案に対して「この講義受けてみたい!」
と参加者全員が投票するコンテスト形式で運営をしています。

どなたでも自由にご参加いただけます。
土曜日の夕方、軽くお酒を交わしながら、自由大学の新しい講義が生まれて
いく空気を一緒に味わいませんか?


【日時】6月26日(土)18:00〜20:00
【場所】IID 世田谷ものづくり学校 3F 308 アクティブシネクラブ
【参加費】観覧参加者 1,300円
    (当日の様子をブログ等で紹介頂ける場合300円の割引有り)

詳細は自由大学ブログ記事をご覧ください▼
http://freedomuniv.wordpress.com/2010/05/24/lp11/

【前回のレクプラの様子】USTREAMで動画配信してます
http://www.ustream.tv/channel/freedomuniv


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2010年06月24日 11:09

『トーキョービッチ,アイラブユー』 

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俳優コース3期生のカトウシンスケさんより、
ご自身が出演される舞台のご案内が届きました。


俳優コース三期のカトウシンスケです。

来月舞台に出演致します。

今年の1月に立ち上げたオーストラ・マコンドーの第2弾!・・・の前の1.5です。

第2弾は11月にオースティン映画祭でグランプリを受賞している
新進気鋭の映画監督・三宅伸行氏の書き下ろし新作を上演しますので、
また追ってご案内いたします。

熱くて熱くて熱くて優しくて悲しくて悲しくて、、、、あったかい『トーキョービッチ,アイラブユー』。
国内・海外にむけて発信していく意欲作です。
ご来場お待ちしております。
是非、共に体験しましょう。


オーストラ・マコンドー

1.5オーストラ
『トーキョービッチ,アイラブユー』 
2010.07.28-2010.08.01@SAKuRA GALLERY  

原作:近松門左衛門 「曽根崎心中」「冥途の飛脚」
演出:倉本朋幸
脚色・構成:上本聡


【あらすじ】

東京都内の信用金庫で働く実直な青年忠兵衛は、

会社というシステムに組み込まれた機械的な仕事や、

結婚して三年目になる妻との冷ややかな生活、

その全てに疲れ果てた毎日を過ごしていた。


彼の心を唯一理解してくれるのは風俗嬢のお初だけ。

風俗嬢という仕事をしているにも関わらず無垢な魂を持つお初に、

忠兵衛はいつしか愛を感じる様になっていた。

そしてお初も・・・。


しかしそんな彼らを、現実は残酷に追い詰めていく。


行き場失った二人は東京をさまよい歩く・・・。

さまよいの果てに二人が出した答えとは・・・。


“近松門左衛門『曽根崎心中』『冥途の飛脚』を原案に
「男女間で普遍的に繰り広げられている究極の愛」を描く
オーストラ・マコンドーが送る現代版曽根崎心中。”


【出演】
白井珠希
岡野真那美
須貝英 (箱庭円舞曲)
松崎みゆき (犬と串)
カトウシンスケ
兼多利明

MOGMOS

【スタッフ】
美術:原田愛
照明:奥田賢太(colore)
音響効果:佐藤こうじ(Sugar Sound)
衣装:矢嶋勇亮(THE MATHEMATICS)
映像:浦島啓(puredust)
宣伝イラスト:松崎みゆき
舞台監督:本郷剛史
制作:会沢ナオト(劇団競泳水着)
     
楽曲提供:MOGMOS
宣伝美術:two minute warning

【企画・製作】
オーストラ・マコンドー

【日程】
2010年7月28日(水)〜8月1日(日)

28日(水)19:30〜
29日(木)19:30〜
30日(金)14:00〜/19:30〜
31日(土)14:00〜/19:30〜
1日(日)14:00〜/18:00〜

※受付開始・開場は開演の30分前です。

【会場】
SAKuRA GALLERY  
〒135-0006 東京都江東区常盤2-10-10
都営大江戸線・都営新宿線「森下駅」A7出口より徒歩3分
東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」A1出口より徒歩3分

【チケット料金】
(全席自由・税込み)
前売2,500円/当日2,800円
ペア割引4,400円(予約のみ)

【お問い合わせ】
オーストラ・マコンドー
TEL:080-4327-0396
WEB: http://austra.tv  


↓↓ご予約はこちら↓↓

カトウシンスケ窓口
http://ticket.corich.jp/apply/21275/kat/

ご来場お待ちしております。
身を寄せ合って・・・・


カトウシンスケ

http://shinbotch.exblog.jp

http://www.twitter.com/botchism


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2010年06月23日 17:47

ギブアップしない編集

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デザイン学部10期7回目は、嶋浩一郎さん。
「編集化する広告」 をテーマにセッションをおこないました。
セッションのあとは、講師との食事会に有志による島ツアー!
今期もイベントが盛りだくさんです。


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もう何年前になるだろう。
「編集は、リズムが重要だ。」
と、何度も黒崎学部長からアドバイスをもらった。
本の編集を手伝っていた時。
初めての本の「編集」という作業に慌てふためき、呆然と立ち尽くすことが多かった僕は、
「すみません。おっしゃっていることが僕にはよくわかりません。」
と、答えるのがやっとだった。

その場面に、嶋さんが一度いたことをかすかに覚えている。
そこに何も加わらず、立ち去りもせず、独特の笑顔で、そこに座っていた。
ただ、なにか独り言を言っていたような気がする。


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嶋さんのセッションと言えば、本屋大賞・アポロ13・マクガイバー。

社会が劇的に変化していても、
「持てるもの、存在するものを最大限利用し、課題解決をすることのカッコよさ。」という
一貫した話は色あせることなく、今なお強い説得力を持つ。
「いろいろなことがあっても、やっぱり僕は会社が好き」という嶋さんは、
フリーや独立心旺盛なゲストスピーカーの中で異色な存在。
クルーの中で「早く会社を辞めたい、自分の名前で生きたい」という本音が
正しいことを確認したい人は少なくない。
隣に座る人が、前に座る人が、後ろに座る人がやはりそうだと、
「やっぱりそうなんだ」と自信につながり、ゲストスピーカーがそのような人だと、
「それが正しいんだ」と、確信につながる。
スクーリング・パッドで、そうやって決心をして新たな道を選択した人を、僕は数多く見てきた。

その一方で。
「早く会社を辞めたい。だけど本当は、今の会社が少しは好きなのに。」と、
わずかながら抱える、本音の中に抱える矛盾に気づき、息苦しさを感じる人も、わずかながらいる。

そんなときに、嶋さんのセッションは「もう少しがんばってみよう」と思わせるに十分なものだろう。
短絡的な「自立」を選択するのではなく、未来ある「自立」を手に入れるには、
今自分が手にしているもの、身をおいている環境を最大限生かしているだろうか?と
熟考する「踊り場」が必要ではないだろうか。


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僕は会社を辞めたあと、スクーリング・パッドに入り、黒崎学部長と出会い、嶋さんを知った。
会社を辞めたことに後悔を感じる隙は、無い。
なす術を失い、守るべき約束も失い、天を仰ぎ自らギブアップしたのだから。

ただ嶋さんのセッションを聞いているときに感じる。
君がギブアップするのは、早すぎるだろうと。
仕事を、学業を、家業をしながらセッションに通うということは、
まだ「編集」できる余地が、自分にはあるのだと君は気づいているのだ、と。
スクーリング・パッドに熱意を持って通うことがどれだけ大変なことぐらい、僕にもわかる。


「編集」は僕たちに勇気をくれる。
あらゆるものに「意味」と「力」を与えてくれる。
そのものが本来持つべき存在意義と誇りを、取り戻してくれる。
「本屋大賞」はまさに、「編集」が崖っぷちに立たされた出版業界に与えた「あきらめの悪さ」である。


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そうだ、思い出した。
「編集は、リズムが重要だ。」という言葉が頭を回っていたとき。
それは、ドイツでのワールドカップで、日本がオーストラリアに負けた後だった。

嶋さんは確か、こうつぶやいていた。
「広告は社会の役にたっているのだろうか?」

嶋さんは今も会社に残り、あきらめずに新たなステージへの脱出を繰り返している。


あれから4年。
僕はまだ「編集」がくれる力を、よく分かっていない。
........................................................................................................................................
OGATA REPORT 緒方英吾 (デザインコミュニケーション学部1期生)

セッションのあとには、デザイン学部講師山本豊津さんと
『美食同源』〜1930年代の上海とは?〜をテーマに10期クルーと食事会が開催されました。


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その翌日には、10期のクルーが瀬戸内海の大崎上島(広島県)に購入した
古民家を拠点に有志によるツアーを開催!
その様子は次回セッションにて!


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2010年06月23日 17:39

なぜお金を払ってスクーリング・パッドにきているのか

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スクーリング・パッド初登場、映画「時をかける少女」が
ロングランを続けている谷口正晃監督をお迎えしました。


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毎回たくさんのゲストをお迎えするのはスクーリング・パッドの特長ですが、
クルーの皆さんは瞬時に対応していかないといけないので大変かと思います。

ただ監督が毎回違うことは当たり前のことですからね。
現実には。
あえてそうやっています。


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スクーリング・パッドのもう1つの特長。
井筒組演出部の双璧と呼ばれる吉田監督・滝本監督の
しつこいまでの指導がクルーにスキルアップを促します。

数多くの現場を仕切り、何百何千というオーディションを
繰り返してきた彼らは、クルーが仕事に対して本気かどうか、
演技を見なくても分かると言います。

クルーの皆さんは彼らと徹底的にやりあってほしいと思います。
現場での役者も過去の優秀な卒業生達も皆同じ。
とことんやってましたからね。
毎度のことですが、「俳優」という仕事に覚悟ができている人と
できていない人では今後大きな差が出ます。

「自分は何の為にお金を払ってまでスクーリング・パッドにきているのか」

日々自分に問いかけ、追及しながらセッションまでの1週間を
過ごしていただきたいと思います。


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今回は聴講者が多かったですね。
テレビやCM関係者、WEBプロデューサーなどなど。
http://mitanikazuo.blog24.fc2.com/blog-entry-63.html
(上記ブログでも掲載中)

今期からは卒業生だけでなく他学部の生徒にも積極的に開放しています。
興味のある方は一度観にきてください。

次回は坂本監督をゲストにお迎えします。
以前監督には審査員できていただいていますが、
クルー指導をされるのは初めてとのことです。

事前の課題提示はなく、「個々人判断力」を観てみたいと仰っていますので、
クルーの皆さんは万全の体調で臨んでください。

(三谷)


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2010年06月22日 14:34

日本の農業を変える!

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本日のゲストスピーカーは、株式会社生産者連合デコポンの代表取締役 井尻宏さん。

井尻さんは唯一人の4年連続出演。
そのことをお伝えすると、嬉しそうに元気よく講義をスタートしてくれました。


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【愛媛を飛び出し千葉へ】

とにかく「農業を楽しくしたい」という気持ちが強かったという井尻さんは、
18年前、ちょうど30歳のときに「日本の農業を変える!」という決意で愛媛を飛び出し、
千葉に移り住みました。

じゃあ一体どんな風に?

「当たり前すぎて農家は驚かないのですが…」と断りをいれつつ、
以下の3つのポイントを変えれば農業は変わる、と語ってくれました。


<1.価格決定権がない>

井尻さんが愛媛を飛び出した18年前、規模拡大した農家の多くは潰れていったといいます。

ただでさえ外部要因に影響を受けやすい農業で、
さらに価格決定権を持たず市場に価格を左右される農家は、
当然ながら収支予測がたたない。

ある意味「賭け」の要素が非常に強い産業と言えるのかもしれません。


<2.世襲制>

一昔前、長男が継ぐことが大前提だった農家の世襲制。

「いやいや引き継いで成功するはずがない。
また、やりたい人がいても出来ない。それを当たり前としていた」


そして 最も重要視していることは…

<3.外見重視>

例えば、綺麗なミカンを作ろうとしたら農薬を20回は使う。
これは外見で判断されるから。そうしたことに馴らされてきた。

だから当時、農薬を減らしたり市場流通されない
規格外品のことを考えた農業をしたいといったら、99%は反対された。

「でもこれが私の原点です」

これらのポイントは、いまでは広く認識されるようになった農業の抱える課題かもしれません。
しかしながら井尻さんが飛び出した18年前という時代、
井尻さんの考え方には相当な逆風が吹いていたことは想像に難くありません。


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【海外輸出】

ここで、農業学部2期の卒業生で、当時もゲストスピーカーだった井尻社長のデコポンに転職した、
馬場太一郎さんの登場です。

馬場さんは外資系金融を経てベンチャー企業の立ち上げに参画し、
その後デコポンに転職したという異色な経歴の持ち主。

現在、馬場さんが担当している海外輸出事業に関して語ってくれました。

印象的だった話しは、

<物流>
シンガポールや香港では日本のように大手の物流網が整備されておらず、個人の物流を利用してきた。ようやく日本の物流会社が進出しはじめてきたが、海外独特の流通問題に相当な苦労があった。

<検閲>
バンコクに輸出していたときのこと。検疫が厳しくて、
キャベツがソフトボール大くらいまでむかれてしまったこともあった。


その他にも…

香港にカブを送った際「こんなものが本当に食べられるのか?」というクレームや、
ゴボウが「なんだこの木の根っこは?」という反応があったという。

日本の野菜に関する啓蒙も同時に行わないと、普及は難しいと感じたようだ。


<卒業生として、クルーへのメッセージ>

もし農業に携わるのであれば、一から農家になるよりも農家を支える人、
農業法人から入っていくことをお勧めする。

農業学部の「ヨソモノ、ワカモノ、バカモノ」というメッセージにあるように、
農家本人では気づかない感覚、例えば「こんなに美味しいものなのに…」という感覚を
是非活かしてほしい。


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【成功するための条件】

「どうして(クルーの)皆さんはここにきているのですが?」

再び井尻さんの話しが始まりました。

「農業をやっている人の9割は未来がないと思っている。でも1%に満たない人の成功事例がある。」

「埼玉県に匹敵すると言われる耕作放棄地はいまも日増しに拡大し続け、
農業を中から見ると悲惨な面ばかりに見えますが、
一歩引いてみると『絶対にチャンスがある』と感じているはず。みなさんそう思いませんか?」

上記の"1%に満たない人"に共通する点とは、

 ・独自ルートを持つため、価格決定権がある
  つまり"再販売価格が可能"である

 ・農産加工能力がある
  つまり"規格外品を活用できる"

 ・資金繰りができる


これは日本の、特に中小零細の製造業にいま現在求められている課題に類似している。

 ・大手の下請けのみに依存せず、独自のエンドユーザーを開拓

 ・独自商品・サービスがある

 ・資金繰りができる


これまでの農業に足りなかったこうした"経営感覚"を持つことが、成功する必須条件といえるのでしょう。

"農業にはビジネスチャンスがある"と感じて入学してきたクルーは数多くいます。
経営的要素を持ち込むことで、農業でも成功できるのではないか?"。


井尻さんはこのようなクルーと共通するモチベーションを18年以上前から抱き、
ひたすら実行に移してきた人といえそうです。


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【クルーから】

今回もクルーから様々な質問が飛び交いました。

Q:見た目以外で重視している点、味による見分け方はあるか?
味を重視するための啓蒙活動はしているか?

A:例えば「向陽(コウヨウ)」という白い芯を持つ人参は、形が揃うし量もとれるが、
デコポンは収量は落ちても味の勝る赤芯系を中心に作っている。
啓蒙活動とは言えるかわからないが、味を重視していることを企業姿勢として発信するようにしている。


Q:全ての人が比較的割高と言える宅配野菜を頼めるわけではない。
"普通の農家"が"普通の野菜"を売って経済的に潤う方法はないのか?

A:ある人が「通常の企業のように月の人件費に30万払おうとしたら、
大根1本千円にしないと割に合わない」と言っていたが、
確かにいまの価格で販売を続けても農家の所得は180万円程度。
単純に土地面積が少なすぎることもあるし、減価償却費の割合が高すぎることも大きな要因だろう。

では、普通の農家は生き残れないのか?自由化したら全滅してしまうのだろうか?

その可能性は高く、1割しか残らないと思う。いまの農業政策ではそうなるだろう。


・・・明るく元気なイメージの強い井尻さんの意見だからこそ、
厳しい現実に対する言葉は逆に重く、教室全体が静まり返りました。

口火を切ったのは永島学部長。
日本の里山に惚れ込んだアメリカ人"ケビン・ショート"を引き合いに語ってくれました。

日本の里山(人間の影響を受けた生態系が存在している状態)は財産。
自然は征服するものと捉える西欧とは異なり、
自然と共存することにこれほどまでに成功している国は類を見ない。
農業を守ることは里山を維持することでもあり、日本人はここにしっかりと価値付けをし、
意識を変えていかなければなければならない。


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非常に難しい問題です。しかし、地理的条件を嘆くのではなく、
日本は日本らしい方策が求められているのは確かなようです。

一筋縄ではいかないこの問題、次回ゲストスピーカーの鈴木輝隆教授から
日本の里山風景を活かした"本当の地域ブランド"に関してもお話しをいただくので、
農業とは違った切り口からも捉えなおし、進むべき方向を探る必要がありそうです。


さらに質問は続きました。

Q:中国などで、現地生産はありえるのか?

A:悩んでいる。が、世界中の農家同士が手を組むべきと考え始めている。

Q:香港でカブが受け入れられなかった時への対応は?

A:現地の人でレシピサイトを運営している方に協力してもらうなどの対策をとった。

Q:日本の米は輸出できるだろうか?

A:(一俵あたり)8000円にならないと海外で勝負できないといわれている。
現状では原価だけで18000円。国内でさえ補助金で成立させているため、いまのままでは難しい。

Q:ある活動で「じゃがいも畑で愛を叫ぶ」という企画を進めている。
真面目に悩むだけじゃなく、面白いことから農業に振り向かせることができるのではないか?

A:イベントを通じて農業をどんどん盛り上げていきたい。いろんな企業と組んで仕掛けようと思っている。


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残念ながらセッションはここで終了。
井尻さんは6月20日の課外授業にご参加いただけるということで、
クルーは農業現場に赴き、さらに密な意見交換が期待されます!


次回のゲストスピーカーは江戸川大学ライフデザイン学科教授の鈴木輝隆さん!


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2010年06月21日 18:45

映画俳優コース新ゲスト講師に矢崎仁司監督が決定!!

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映画俳優コースの新ゲスト講師に、『ストロベリーショートケイクス』
『スイートリトルライズ』などを手掛けた矢崎仁司監督が決定しました。
矢崎監督のプロフィールはこちらをご覧ください。


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2010年06月19日 14:38

「思考」vs「行動」

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ふと、手が、足が、目が、思考が、止まるときがないだろうか。

今引いた線は、何を表現したいのか?
今キーボードを叩いて映し出された資料は、何を言わんとしているのか?
今下げた頭は、誰のために下げているのか?

いったい僕は、何をしているのか?


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一瞬、ほんの一瞬の閃光のようになんともいえない「疑問」が体を貫いたことは、ないだろうか?

ある人は自問自答をし、
ある人は誰かにその答えを求め、
ある人は「無かったこと」としていつもの時間に身を戻す。


セッションの中で、ゲストスピーカーである坂口恭平さんと石川直樹さんのなかに何が起こったのかは、まったく触れられていない。
ただ、坂口さんは「思考」に身を委ね、石川さんは「行動」する流れになったことだけは分かった。

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表面上、坂口さんと石川さんはセッションで「やりあう」。
「思考」と「行動」が互いに軽い衝突を繰り返す。
その奥底で、「思考」と「行動」は密接な関係を持っていることに気づく。

僕たちは決して誤解してはいけない。
衝突は表面的であって、そのもっと奥にある共通性、相互補完性、矛盾について目を向けなくてはならない。


ふと、僕たちが立ち止まり、戸惑う瞬間。
それは、「思考」と「行動」がその関連性を失い、対立を始め、深めてしまうことにあるのではないかと感じる。
自分の「行動」を図らずも止めてしまう「思考」。
自分の「思考」が起動しないくらい暴走する「行動」。
どちらも、「後悔」を伴うことを感じながら、お互いがお互いを批判しながら、それでもとまらない。

「思考」と「行動」が美しい自転車のように回ることが重要であることを知りながら、「思考」は「行動」を批判し、「行動」は「思考」を攻撃する。

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一瞬の戸惑いが、おそらく僕らをスクーリング・パッドに導くきっかけになることは多くある。
「これでいいのだろうか」という「思考」から、「なにかしよう」という「行動」に出た、そのささやかな自分の勇気に、今はもう一度気づき、その一歩に「すばらしかった」と声をかけよう。

そこから、新たな視点をもった「思考」と「行動」が始まるのではないだろうか。


確かに坂口さんの「視点」は、すばらしい。
もちろん石川さんの「行動力」も、すばらしい。
しかし、あなたの立ち位置も、同じくらいすばらしい。

OGATA REPORT 緒方英吾(デザインコミュニケーション学部1期生)


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2010年06月17日 11:23

現場で使える俳優なのか

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初登場の井坂監督には生徒1人1人の演技をカメラに映して
極め細やかな指導をしていただきました。


本日は初登場の井坂監督です。


監督には「フレーム感覚」「立ち位置」「ダブリ」等々、

俳優が演技以外にも知っておかなければいけない

技術的な部分にも焦点をあてて指導していただきました。

要は「現場で使える俳優になっているか」ということです。


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誤解があってはいけないので何度も繰り返しますが、

スクーリング・パッドは個々の技術的なスキルを

磨くだけの場所ではありません。

俳優各々が与えられた課題について追求してきた結果を

披露していただく・・・実際の現場と同じ「仕事に繋がる場」なのです。

なのでセリフがはいっていない人は話になりません。

また監督に「何を言ってるかわからない」と指摘を受ける人も多いですが

深刻な問題だと捉えて人の何十倍も努力が必要です。

井坂監督もセッション内でお話されていましたが、

発生や活舌のスキルは個々の練習量に比例して

上達できる訳ですからあとは本人がやるかやらないかです。


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今後、現場で通用しそうな生徒はどんどんピックアップしていきます。

もう夏がそこまでやってきています。

残り15回は信じられないスピードで過ぎていきますよ。

後悔のないよう、できることは全てやり尽くしてください。


(三谷)



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2010年06月16日 15:03

企画書がないと何も始まらない

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脚本家コース今期初のゲストスピーカーは脚本家の篠原高志さんにお越し頂きました!


まず篠原さんのお話の前に大前先生から今回は発想の仕方についてお話頂きました。


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いざ脚本を書く時に大事な事は既成概念を捨てる、頭を柔らかくする事です。
これが出来ないといい脚本は書けません。
誰もが思いつく発想を第一発想とするならば、そこからさらにもう一段階、
自分らしい発想である第二発想までいかに自分の内面を掘り下げていけるか、
オリジナルの脚本を書いていくうえで非常に重要な事だと思います。

設定は違えど、どこか似たような話が多い今の日本映画界にとっては、
視点を180度かえて物事をとらえていく事から始めていかなければいけないかもしれませんね。

お話の後は生徒皆で頭を柔らかくするトレーニングをゲーム感覚で行いました。


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先生は心を遊ばせる事で、自分の意識下の有用な情報を抽出する事が出来るとおっしゃいました。
このトレーニングは普段の生活の中でもできますので、是非皆さん日ごろから心がけてみてください。

大前先生の授業で頭を柔らかくした後はいよいよ篠原高志さんの登場です!


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篠原さんは元々旅行会社に勤めていて、「企画の篠原」と言われるくらい、
次々と今までにない斬新なツアー企画を打ち出していったそうです。

東宝と共同して企画した映画のゴジラエキストラ参加ツアーや、
王監督vs長嶋監督のオープン戦観戦ツアーなど当時のエピソードをユーモアたっぷりにお話頂きました。

プロのシナリオライターを目指す為に会社は退職されましたが、
今でも当時培った経験は脚本に活かされているそうです。

またプロのシナリオライターには、いつ脚本の執筆依頼がきても対応できるよう、
常に自分の引き出しを多く持っておく事が必要と話されていたのがとても印象的でした。

篠原さんは、脚本作成自体も大事ですが、
脚本を作るに当たっての企画作りはそれ以上に大切にされているそうです。
企画書が無いと始まらないのはどの分野においても当り前の事ですよね。

脚本家コースの第6回は自分が書きたい脚本の企画発表ですので、
篠原さんのお話は生徒にとって、とても参考になったと思います。

次回のゲストは羽原大介さんです!お楽しみに!

(岩田)


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2010年06月16日 11:36

【クラヤミ食堂 夏休みバージョン2010】

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レストランビジネスデザイン学部4期生の山本さんが
支配人を務めるクラヤミ食堂より夏休みバージョン2010のご案内が届きました。


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視覚を閉ざしたクラヤミの中で、
大人の想像力と五感、見知らぬ人とのコミュニケーションを刺激する「クラヤミ食堂」。
本年で4年目に突入し、
春のアグネスホテル東京での開催でもご好評をいただいたこのイベント。
この夏「クラヤミ食堂 夏休みバージョン2010」として
7月2日(土)〜7月11日(日)に赤坂・テーブススタジオタキトーで
開催させていただくこととなり、6月1日(火)より販売を開始いたしました。

夏休みバージョンは、
大人になって忘れてしまった夏休みのワクワク、ドキドキや
夏の終わるせつなさを料理やストーリーとともに体感できる作品。
2008年に開催し、大好評をいただいたこの作品を、ご好評にお答えし、
2010年バージョンとして装いも新たに再演させていただきます。

大人になって忘れてしまった夏休みの面影が
あわただしい毎日をおくる皆様の心に
みずみずしい気持ちを届けることができるでしょう。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。
詳細・お申し込みはこちらから!
http://www.kodomogokoro.jp/kurayami/


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2010年06月15日 15:35

“想い”と“覚悟”

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レストラン学部10期の最後のゲストスピーカーはゼットンの稲本健一さん。
「今世は死ぬまで飲食業を続ける」覚悟は胸に響きます。


「梅雨入りする前に」と、IIDに自転車で来た稲本さん。
健全な精神は肉体から・・・とよく言いますが、
ここ数年続けられているトライアスロンでずいぶん鍛え上げられていました。

いつもクルーからは兄貴分のように慕われますが、
今回はそんな出で立ちが、より兄貴度を増していました。


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“店づくりは街づくり”というのが会社のスローガンにもなっているそうですが
公共施設に併設される飲食店を、付帯施設から目的店へ変えていく
ゼットンならではの手法は、各方面から注目されています。

あくまでもその街を想い、本来の魅力を取り戻す店づくりを牽引する稲本さんには
1期からずっとお越しいただいており、ご自身の会社もこの5年間で大きく変化されていますが、
今回はあえて原点に立ち戻った話を掘り下げてくださいました。


「スクーリング・パッドに来るような人たちだから、あえて言わせてもらいます。」


会社を上場させるほど、飲食業をビジネスとして発展させている稲本さんが
クルーに伝えてくださった想いは、その間逆のこと。


「飲食店の繁盛に大事なのは“マーケティング”じゃなく“フィーリング”」

「“どんなお店にしたい?”と聞かれて、“居抜きで”とか条件を最初に答えるのは間違っている。
 “居抜き”が決して悪いわけじゃないけれども、最初からそこに限定して物件を探すと失敗する。」


あくまで自分の中の“想い”を大切にした店づくりを呼びかけます。


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資金繰りに困ったとき、アイデアと想いの強さで乗り切った話や
自分たちにとっての「本物」を掘り下げたからこそ成功した話は
特別なようでいて、自分たちにも置き換えられる話です。

ただ、そこには並々ならぬ努力が必要。

もうダメだと思ったとき、本当に他に方法はないのか?
やるべきことを全てやりきったのか?
逃げずに見つめ直さなければなりません。


稲本さんによく向けられる質問に、“人”の問題があるそうです。

その答えは「ない」と言い切ります。

なぜなら、「飲食業を選ぶということは、一生、“人”のことで悩むということ」だから。

その覚悟を持ち、「覚悟することで悩みをなくそう」とクルーに呼びかけてくださいました。


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飲食業の素晴らしさも厳しさも学んできた3ヶ月。

みなさんの“想い”と“覚悟”はどのように変化されたでしょう?

来週からは2週に渡り、クルーのみなさん自身の最終プレゼンテーションです。


(天池)


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2010年06月15日 14:17

自分は世の中と繋がっている

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ゲストはレストランジャーナリストの犬養裕美子さん。
雑誌を中心に連載を10本も持っている「超売れっ子」の登場です。
レストランオーナーとはまた違う視点を投げかけていただきました。


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イギリスのグルメ業界誌「レストラン・マガジン」が
「世界のベスト・レストラン50」を発表しているのですが、
2010年に1位に輝いたのは、デンマークにある
32歳のシェフが率いる小さなレストランだそうです。

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フランスやイタリアのような「美食大国」ではなく
どちらかと言えば食のイメージが薄いデンマークにある店が
1位に選ばれたことに対して、
犬養さんは「個人の時代」になったと指摘しました。

「○○料理」という地域のカテゴリーに捉われるのではなく、
1人の個人が生み出す「その人の料理」に
注目が集まるようになったのです。

そしてその情報は瞬時にネットを駆け巡り、
人々は飛行機でその店を訪れる、そんな時代です。

「個」に注目が集まる状況下で大切になるのは
「自分がやっていること」を改めて見つめなおすことだと
犬養さんは続けます。

料理であれば、自分が毎日やっていることを
きちんと外国人に説明できることが大切だということです。

例えば、「お米を炊く」という日常の当たり前の仕事も
実は料理人によってディテールは大きく異なります。

米を優しく研ぐのか、粗く研ぐのか、
研いだ米をザルにあげるのか、そのままか、
浸水の時間はどのくらいか、火加減はどうか、
蒸らしの時間はどれくらいか。

「こういう理由で、こうしている」というように
体験を理屈で説明できることは強いものです。

そしてそうなるためには、
「考える」という行為抜きにはありえません。

何気なくやっていることに疑問を持ち、
その背景にある理由を考えること。
それが求められるというのです。


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そして、犬養さんは飲食店にはもっと
「世界」を意識して欲しいと考えています。

いきなり世界と言うと大げさに聞こえるかもしれません。
けれども、自分のやっていることは、
周囲の人と繋がっていて、その繋がりの先には
必ず世界があるのだというイメージを持つことは
確かに重要なことかもしれません。

ITが進化して、そしてそれに伴って
世界が「小さく」なる中では
自分は世界と繋がっているのだという認識は
今後はむしろ欠かせなくなるとも言えます。


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飲食店に必要なものとして、犬養さんは
「資金」「技術」「人脈」「努力」をあげました。

その中で、自分の力で何とかできるのは
「努力」なのではないかと言います。

「努力を続ける限り、それは自分に返ってくる」

当たり前のようで、力強い言葉です。

(子安)


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2010年06月11日 16:18

「好きなことを仕事にする〜新しい仕事のあり方とは?〜」

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「仕事」とは何か、「好き」を仕事に出来るのか?

そのような疑問を私自身、この講義を聴講する前に持ち続けていた。社会というフレームの中で暗黙の了解で敷かれたレールに従い、疑問を持つことなく育って来た世代。

イヤ、むしろそのフレームの中で守られ、生きてきたのかもしれない。見えない檻に囲まれ、私たちは人としての素直な感情を押し込まれる不自然な環境をじっと我慢してきた儚き世代なのである。


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この講義を通してクルーが得たモノは計り知れない。

当たり前のようにある経済システム、ルール、すべては我々と同じ人間が考えついたモノであること。

そのような不安定なルールを不器用な程に信じ込んでる我々に気づくキッカケを与えてくれたのがこの講義だったのかもしれない。


最初のセッションは10期から小山田さんがゲストスピーカーとして登場。

イベントプロデューサーとして活躍する彼は20才の春に映画監督Jim Jarmuschのデビュー作「Stranger than Paradise」に触発され世界中を遊学し、独力で自らの道を切り開いて来た経歴を持つ現10期の兄貴的な存在でもある。

セッションの中で、『イベントを仕組むことは、会社を立ち上げることと同じエネルギーを必要とする。』

イベントプロデューサーという仕事は、予測出来ない出来事をどう対処していくかの練習でありタフさが必要であるということを我々に教えてくれた。


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原宿駅で雨が降った時に傘を売っている名物オジサンのダレルa.k.a.レインマンからは生き方にルールはいらない。必要なのは人を愛する気持ち。言葉が通じなくても心を通わせることの大切さを学び、


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自由大学「好きを仕事にする」からキュレーターのMAT.さんとアーティストのSENSEさんからは好きという概念を1人1人がしっかり把握することによって揺るぎない自信が生まれる。好きが情熱に変わる時、学ぶという行為に学校や会社という外部からの動機づけをする必要がなくなる。自分だけが持つ情熱を信じる力を学び、


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スクーリングパッド9期生で設立したLLP「CROUD9」からは新島プロジェクトに関わることによって生まれた島の人達との絆。農業を通して生きることの根源的価値、そこから生まれた無数の可能性。いつかは土に還る我々が忘れつつある大切な生き方を再確認出来た。


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黒崎学部長が会話の中から彼らの熱意を自然引き出し、気づけば「場」に熱が生まれ、聴講している人々もいつのまにかその渦の中に巻き込まれ、働くこと、学ぶことを超えた感動を共有するのである。

二度と来ないその瞬間の空気をメモやtwitterで記録することは出来ない。人のエネルギーが作り上げる磁場が創造的なリズムを生み出し、そのリズムに浸ることによって我々は新しい時代の息吹を受け取ることが出来るのである。


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私は講義を終えたあと、クルーの目から、何かを得た手応えを感じ取るのである。
デザインコミュニケーションとは見えない「リズム」なのかもしれない。
しかし、それは間違いなく心に蓄積されるモノである。


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それを10期のクルー達と共有出来る自分も幸せな男だなとつくづく感じるのである。

-

tomojinal voice.:大矢知史(デザインコミュニケーション学部6期生)

今回のレポートは、デザイン学部6期卒業生の大矢知史さん。スクーリング・パッドは、卒業後の聴講はもちろん、期や学部を越えたコミュニテイとなって繋がっています。


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2010年06月08日 18:16

好きなことしかできない

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先週のレストランビジネスデザイン学部のセッションは
奇しくも前半・後半ともに“大好きなもの”を中心に飲食を選んだお二人でした。
後半は、「ワインを愛する」オザミワールドの丸山宏人さんです。


現在、4万本ものワインをストックしている丸山さん。
そのなかには、15年前フランスから自分の手で必死に持ち帰ったワインもあります。


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いつも生まれた病院の話から、面白おかしく話してくださる丸山さん。

脱線しているようでいて、その小さなエピソードの中に
今の丸山さんをつくった要素が含まれています。

高校1年生までは、無気力で将来とくにやりたいこともなかった丸山さんが
飲食に憧れを持ったのは、元気よく「いらっしゃいませ!」とお客さんに声をかける
居酒屋の店員さんを見てから。

好きなこと、興味のあることにはズバ抜けた学習意欲と能力を発揮し
ご両親の反対にも熱意で打ち勝ち、調理師学校に進みます。

そこでも、興味のある・なしで学習態度がずいぶんと分かれながらも
独学でフランス語を習得。

今では考えられない直球勝負の数々のエピソードを
クルーの笑いを誘いながら楽しく話してくださいましたが
それほどの“本気”や“覚悟”に胸を打たれていたクルーも多かったことでしょう。


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憧れのフランスに行くため、長時間労働にも関わらず
寝る間も惜しんでフランス語を勉強し、
お金を貯めた丸山さんの努力を見ていたオーナーが
5年後、チャンスをくれます。

「料理の才能はないけど、一生懸命なやつだと思ってくれたのでしょう」と

当時のご自身を振り返っておっしゃる丸山さんが
現在スタッフを採用するときも、

「自分のように不器用そうでも元気がよく、頑張る奴」だそうです。


ようやく渡ったフランスでも、自力で働くお店を探さなければならなかったり
傍から見るとずいぶんな苦労をされたようでしたが、丸山さんは

「夢にまで見た憧れのフランスでの生活だったので、
なにひとつ苦ではなかった。」と言い切ります。

これほどまでに純粋にひたむきに努力できるというのは
素晴らしい“才能”です。

「良くも悪くも、好きなことしかできないんです」

一見、簡単なことのようにも聞こえますが、
“好きなこと”だけやり続けられるよう、
努力し続けた人しか言えない言葉でしょう。


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レストランでシェフとしての道を進んでいた丸山さんが
先輩のお手伝いでワイン会に参加するようになり、
ついにはワインを愛するように。


そこからまたワインへ情熱をかたむけ、みるみるうちに才能を発揮しますが
ワインを愛すればこそ、高級なものを一部の人にだけ提供するのではなく
もっと気軽に手頃で美味しいワインを提供したいと、お店を開いた友人に感化され
日本に帰国し、お店を開店します。

そこでも本当に色んなエピソードがありながらも、
丸山さんのワインへの並々ならぬ愛情がメディアにも広く知られるようになり、発展していきました。


「会社を大きくしたいとか、店舗数を増やしたいとは全く思わない」

「自分の愛するワインを美味しく飲んで楽しんでもらえる場を提供したい」

9店舗のお店を持つ今も、その気持ちに全く変わりはないそうです。

ただ、

「ここまで支えてきてくれたスタッフと、その家族を守れるようには
会社としてきちんと整備していきたい」と。


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「好き」と「ビジネス」の両立に頭を悩ませ始めているであろうクルーにとっては、
あらためて初心が思い出される、いいセッションだったことと思います。

(天池)


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2010年06月08日 17:32

好きなことを、こだわって

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三軒茶屋で人気のパンケーキ店
「VoiVoi」を経営する阿多笑子さんの登場です。
阿多さんはレストラン学部の1期生でもあります。


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「私、パンケーキが大好きなんです」

阿多さんがお店をはじめたきっかけは、
この上なくシンプルなそんな想いからです。

そしてこの同じセリフを今から5年前、
自身がレストランビジネスデザイン学部の
1期生だった時にも言っていたのを覚えています。

今でこそオーストラリアからは「bills」が、
そしてハワイからは「Egg'n Things」が上陸し
外食の中でもパンケーキが比較的メジャーになっていますが、
阿多さんはパンケーキへの愛をずっと温めていたのです。

そしてその夢を叶えるべく出店しました。


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使用する素材へのこだわり、
研究を重ねたオリジナルレシピ、
1枚1枚注文が入ってから
材料を混ぜ始めるという丁寧な仕事ぶり、
そして何よりパンケーキにかける阿多さんの愛情。

これらの積み重ねは、
食べ手にもきちんと伝わるのでしょう。

開店前に始めたブログから
「パンケーキママ」こと阿多さんのファンは増え、
瞬く間に大人気店になりました。

土日には行列ができるようになった今も、
パンケーキへの愛情は変わりません。

「パンケーキには人を幸せにする力がある。
だから、それをもっと広げていきたい」

単なる店舗拡大という意味ではなく、
そんな想いを一層強くしているようです。


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かつて、パンケーキのお店をやりたいと言うと
多くの人から失敗するからと反対されたそうです。

そのときに思ったのは
「自分がこれだけ好きなパンケーキのことを、
同じように好きな人がきっといるはず」ということ。

そしていざ開店するにあたっては
「パンケーキが好きだからやる。
自分がこだわりたいことをやる」
と思ったそうです。

もちろん「好き」だったり、「想い」があるだけで
うまくいくとは限りません。

けれども、本気で、そして長く仕事を続けていくためには
「好き」ということの力は計り知れないと
改めて再認識させられました。

(子安)


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2010年06月08日 17:15

自由大学「海外ではたらく〜中国・上海編〜」

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デザインコミュニケーション学部1期生で
自由大学事務局の和泉さんより6月の新講座のご案内です。
こちらの講座には山本豊津さんも登場します。


こんにちは、デザイン1期の和泉里佳です。
私はスクパがきっかけで上海に行って、2年半生活をした後
昨年帰国してからデザイン学部長黒崎さんの声かけで
自由大学の事務局をしながら、講義の企画運営もしています。

今回「海外ではたらく〜中国・上海編〜」を企画しました。

スクパがきっかけで昨年まで上海で生活していた自身の経験と
向こうで様々な人と繋がったご縁で企画した体当たり講義です。


今回なんと、SPデザイン学部の1期から不動の人気No.1講師である
山本豊津さんもゲストに来ていただけることになりました。

8年間で価値が100倍に跳ね上がった中国アート。
日本人と違い、アートをビジネスとして考えている中国人。
国が管理する危険な不動産よりも、目に見えにくく没収されにくい
財産として投資対象になってきたアートと中国の近代化...など

北京798芸術区にいち早くギャラリーを開いた豊津さんに、
「中国」をキーワードに的を絞った面白いお話をお伺いします。
(打合せの時点でも相当盛り上がって、早速目からウロコの連続でした)


このほか、
経済産業省の万博担当の方をゲストにお迎えして、
史上最大規模で現在開催中の万博に関するウラ話や
これからの中国の動きを聞いてみたり、

上海に6年駐在し現在も出張ベースで飛び回る商社マンに、
世界最大の工場から超巨大市場に転身している
中国人のライフスタイルとファッション事情を聞いてみたりなど、盛りだくさんの全5回です。


中国ビジネスに興味のある方や、日本で中国人相手にお仕事をされる機会のある方、
テレビや本では決して聞くことのできないチャイナ事情や独特の考え方や習慣など、
少しでも生の中国を感じてもらえるような空気を少人数限定クラスで作っていますので、
是非チェックしてみてください。


-------------------------------------------------------------------------------■講義概要■
講義名:海外ではたらく〜中国・上海編〜
日時 :毎週月曜日 19:30〜21:00
    6/21, 6/28, 7/5, 7/12, 7/26(全5回)
会場 :IID世田谷ものづくり学校内
受講料:28,000円
お申込:自由大学ホームページからお願いします
http://www.freedom-univ.com/lecture/detail225.html
-------------------------------------------------------------------------------

3月に第1期を実施してスクパ卒業生にもたくさん来ていただいた
「『なりたい自分』になる〜顔学〜」の第2期、
デザイン3期西村琢さんの「未来の仕事」第6期、
デザイン4期中村祐介さんの「編集思考で出版ビジネスを実現させる」第2期も
全て7月開催で受講生募集中です!


・『なりたい自分』になる〜顔学〜
 http://www.freedom-univ.com/lecture/detail199.html

・未来の仕事
 http://www.freedom-univ.com/lecture/detail157.html

・編集思考で出版ビジネスを実現させる
 http://www.freedom-univ.com/lecture/detail123.html

その他の自由大学講義はこちらからチェックください☆
http://www.freedom-univ.com/home/


こんな講義をつくりたい!というオモシロアイデアをお持ちの方も
是非ご連絡ください。よろしくお願いします!


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2010年06月08日 15:29

Rising Sunsオフィシャルパーティー

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デザインコミュニケーション学部9期生の岩元さんよりイベントのご案内が届きました。


RS Official Party ticket_web.jpg


皆さんはじめまして、
デザインコミュニケーション学部9期卒業生のイワモトシュンスケと申します。
6月13日(日)に開催するRising Sunsオフィシャルパーティーのご案内です!

サッカーW杯も目前ですが、実はストリートバスケの世界でも今月末にパリでW杯が開催されます!
6月26日から行われるのは、マイケル・ジョーダンブランドが世界で唯一主催する「QUAI 54」。
この大会に日本のトッププレイヤーを集めたチーム「Rising Suns」がアジア代表として参戦します。
(映像 http://bit.ly/SnWsy)。

現在このRising sunsのコミュニケーションディレクターをしており、
代表のJason Hutson、学部長の黒崎さんとともに進めているOPE81(一般社団法人)を母体として
決戦の日に向けて準備をすすめています。

急遽今週末の13日夜にSMOKEにて、オフィシャルパーティー(+Fundraising Patry)を
開催することになりましたので、スポーツ好きな方、音楽好きな方、
オープンな雰囲気のパーティーですのでぜひぜひお越しいただけるとうれしいです!


■ Rising Sunsオフィシャルパーティー
■ 6月13日(日) 19:00−22:00(恐らく23時ごろまでやっています)
■ Smoke(表参道 GYRE 4F) http://www.smoke.co.jp/
■ \2000 w/ 1Dink
■ DJ: haraguchic(Communication!) / masa(Ariz)
■ Performance: ZiNES a.k.a. KAMIKAZE
http://www.risingsuns.jp (絶賛リニューアル中)
http://twitter.com/shunsuke_tokyo


当日は、プロ選手含めた参加選手も駆けつけ、
バスケフリースタイル世界チャンピオンのパフォーマンスなども予定。

6,000人の観客がストリートコートを囲み、熱狂する世界最高峰の舞台で、
日本のバスケと魂を世界に発信してきますので、応援していただけると本当に嬉しいです。
(本職のせいでパリ行けるかどうかまだわからない。。)

もし、お時間あれば、是非ゼヒぜひ、パーティーにお立ちよりください!

p.s.
団体自体の活動にご興味のある方、お気軽にご連絡ください!


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2010年06月08日 12:17

99%をいかに待つか

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俳優コース初となる3週連続の冨樫塾。

本日無事終了しました。


クルーから監督へぬいぐるみの贈呈、涙する子もいたり。

まだセッションが始まって4回目というのに卒業式のようでした。

短い間でしたが冨樫監督から教わったことは大きかったですね。

私自身、監督とは学校だけではなく映画の現場でもご一緒させていただきたいと思いました。

クルーの皆さんも同じだと思います。


20100606-1.jpg


さて本日は演技の優秀者を発表しました。

選考基準は「現時点で仕事をオファーできる人」。

あくまで現時点ですが、評価されるということは重要です。


毎年全コースの半分が過ぎたあたりから、

急激に伸びてくるクルーがいます。

「伸びてくる」というより突然「変わる」といった表現のほうがあっているでしょうか。

爆発する感じです。


スクーリング・パッド映画学部では開講以来、


「俳優という仕事は99%待つ仕事だ」


と言い続けてきました。


1%の爆発を起こすために99%をいかに待って過ごすか。

それを追求し続ける作業は相当しんどいですよ。

普通の人の神経では逃げ出したくなるでしょう。


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1人でも多くのクルーとこの夏を乗り越えたい、

そう願っています。


(三谷)


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2010年06月08日 12:06

都会から考える農業

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本日のゲストスピーカーは、平成9年より東京都練馬区で
体験農園「大泉 風のがっこう」を開催している白石好孝さんです。


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先祖代々農家だった白石さまが、現在では高倍率で入園が難しいほどの人気を博している
"体験農園"を始めるにいたった理由とその背景にある想いを、
白石さん独特の上品かつ力強い語り口でお話ししていただきました。

【東京だってちょっと前までは農村だった】

「学校は、主に農地の上に建てられていったんです」(広い土地が確保しやすいため)

白石さんのセッションは、我々が学ぶ世田谷ものづくり学校を思い浮かべることから始まりました。

「狩猟民族から定住型の農耕民族になって以来2,000年間、
米作りを生活基盤としてきた日本。第2次大戦後も、皇居の周りは畑ばかりだったんです。」

東京にも非常に多くの農地が広がっていたようです。


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続いて江戸時代について。

「江戸時代は有機栽培が当たり前。プラスチックなんてなかったから全てが有機物でしたし、
人糞は堆肥として利用され循環型社会を形成していました。水周りの整備はあったのに
下水をテムズ川に流し込んでいた当時のロンドンに比べても、江戸は優れたエコタウンだったんです。」

江戸が循環型社会であったという話しは有名ですが、同時代の別の都市と比べるとよくわかります。

「下肥(人糞)にも値段の差があった!?」なんて話しも。
栄養不足な平民に比べて大名の下肥は高価だったとか。
そんな脱線話しでクルーの心をときほぐすことも、白石さんはとても上手。


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【経済成長に反比例した農業の衰退】

あまりにも有名な日本の自給率の低さ。昔の日本はどうだったのでしょう?

日本の自給率は、
・1960年には80%以上(現在のドイツなみ)でしたが
・1980年には50%
そして現在は40%を切る状況です。

こうした状況になってしまった理由はどこにあるのでしょうか?
白石さんはいくつかの観点から話しを進めました。

<地理的条件>
1農家あたりの平均農地面積は
・アメリカが93.6ha
・オーストラリアが420haに対し、・日本は1.6ha。

山間地の多い日本は、地理的条件でも圧倒的に不利であることは確かなようです。

<欧米における農業政策>
ドイツの農家所得は約200万円。うち補助金が100万円ほど。
これは"景観維持"、"農業維持"が農家のためだけにあるのではなく、
国と国民が非常に重視しており、それらの維持に予算を割り当てることへの合意が
国全体としてあるため。フランスにいたってはなんと農家所得の8割が補助金で賄われています。

日本の農家の所得平均は108万円(H.20)ほどとアルバイト並み。
特に米農家は全く儲からないという現状にあります。


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<廃棄状況>
現在、約2000万トンもの食料が廃棄されていると言われます。

日本の国内食料総生産量は約6、000万トン。
海外からの総輸入量は約6、700万トン。

つまり、国内の総生産量の実に3分の1にあたる食料が廃棄されていることになります。
仮に廃棄量を半減することが出来れば、輸入量は5、700万トンで足りることになるわけですから、

 6、000÷(6000+5、700) = 51% 

となり、食料自給率は50%を上回ります。

白石さんはいいます

「このような状態にあって、日本の農業が本当に瀕死状態であると感じられますか?」。


【生産技術は高めてきたが流通・販売を軽視してきたツケ】

第1回目の講義ということもあり、"市場の価格設定"に関してもお話していただきました。

とても簡単に説明すると、例えば
・100個欲しい人がいて、90個しかなかったら価格は2倍になる
・50個しかなかったら、3、4倍になる

市場の価格設定はこのように需給関係で成り立っているようです。


具体例を交えてさらに話は続きます。

「練馬と長野(高原キャベツ)が持ち込むキャベツでも市場価格は異なります」

これはなぜでしょう?

「市場、特に大手グループは、毎日1000個ずつ金太郎飴のように
同じ規格のものを送ることを要求します。すると、大量生産が可能な地域のキャベツと
そうでない地域のキャベツとでは買い取り価格が異なってくるのです」

ある時、こんなことがあったそうです。
・安定供給できる高原キャベツ:8個で1800円
・練馬キャベツ:8個で100円以下

送料にも、段ボール代にさえも見合わない価格設定。
規格を統一化し、産地間競争に勝たないと価格がつかないという
非常に厳しい現実がここには存在します。

ここで有機栽培や無農薬栽培の野菜という、クルーの関心が高い話題にも触れられました。
 
「言葉では有機といっても、虫がひとつでもはいっていればクレームをつけるのが消費者。
消費者の感覚とはそういうものである、というのが農家の本音であることを否めません。
有機栽培は、生産者と消費者の合意があってはじめて成立するので、
まだまだ日本では量が流通しないのが現状です。」

全流通量に占める割合が0.1%といわれる有機や無農薬野菜の流通量。
そして市場流通では量がないと負け組となる厳しい現実。
確かに直売所などの出口はありますが労働効率が非常に低く、難しいことは否めない。

そうした中、新しく他の出口を探し求める内に出会ったのが体験農園でした。


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【練馬区農業体験の誕生】
体験農園は、1年間で16回の講座を開催します。
収穫のためには70、80日は通って欲しいそうですが、
畑では収穫祭はもちろん、ライブや寄席も開催するとのこと。

客層はというと、
・市民農園が60、70代が大半を占める中、
・体験農園は40、50、60代。

このように食料の消費量が比較的高い客層が関わっているのが、体験農園の特徴でもあるようです。

「バブル時期の贅沢といえば、○○シェフの料理だったかもしれません。
しかし今の時代は産地へのこだわりや、
何より"自分でつくった農作物"を味わうことの豊かさが重視されています」

白石さんが仰るとおり、自分でつくった農作物を味わうことの楽しさややりがいから、
体験農園の人気は冷めることがなく、9割の人は卒業時期である5年後までやめずに続け、
練馬区全体で1500区あるうち毎年200区しか空かず、
そこにさらに600〜700の応募があるということで、人気ぶりがよくわかります。

さらに、主催者側(園主)の収支や利用者のメリットもお話ししてくれました。

(園主)
 ・10アールあたり15万円収益があれば経営が成り立つ
 ・一方、体験農園なら100万円の収益も可能

特に"都会の農家"が農地という景観を維持しつつ経済的にも潤っていく上で、
体験農園は注目すべき"農業の出口"であることに、間違いはないようです。

一方、利用者はというと
(利用者)
 ・1年の利用料は43,000円、1回に換算すると約3,600円。
 ・約80,000円の農作物が採れる

農との触れ合いに"心の豊かさ"を求める人が多いことは世間一般に感じられる流れですが、
一方で休日を通常のレジャーで過ごした時の費用と比較したり農作物が大量に収穫できることなど、
しっかりと"金銭的なメリット"も享受できる。

体験農園は、園主側と利用者側の双方にメリットを与え続けるからこそ、
継続的に発展していく"事業性"が備わった活動であることがいるのだと感じました。


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【農業体験農園運営で学んだこと】

最後に農業体験農園運営で学んだということを、心をこめて語ってくれました。

・農を求める人がたくさんいること(耕したい人たちがたくさんいる)
・農に感動があること
・農に癒しのちからがあること
・農民であることに誇りがもてたこと

代々農家だった家系。ある意味「農業から逃れられなかった」という白石さんだからこそ、
苦悩し続けて出した結論の1つが、体験農園とそれを通じた人々との交流だったのだと感じました。


【クルーから】

クルーから様々な感想や質問がありました。


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まずは白石さんの人柄とプレゼン能力の高さ。
農業に従事している方でこんなにもお話しが上手い方がいたのか?という感想です。

失礼な話にも伺えますが、農業の魅力はみんな感じつつもそれを表現するのを得意とする方は
農家側に少ないというのが気持ちとしてあったのでしょう。
クルーには「農家の代弁者になりたい」という方も多いので、
そのうえで感じる点、学ぶ点が多かったと思われます。

一方で
「農産物の流通量や需給バランスから見て、農業がいまだ収益性が低く、
成功者が一握りであることが、どうしても理解できない。」という意見も。

これは確かに皆さんが強く感じていることの1つ。
これに対し白石さんから、農業には気候や地理的条件などなど、非常に多くの要因が絡まっており、
単純計算できないことが1つの原因です、といった説明がありました。

その他にも、多くの質問がクルーからありましたが、
1回目のセッションでこれだけ多くの質問や感想が出てきたのは良い反応。
セッションの中だけで全てを解決することは困難ですが、
クルーの中からは既に分科会を開催してクルー同士で意見交換をしていきたい、
という積極的なやりとりが始まりました。

次回以降のゲストスピーカーとのディスカッションの中で、
各人の問題点がクリアされ、また新たに課題が見つかり、
みんなで話し合う中で新しい回答を見つける。
そんなスクーリング・パッドらしい循環が生まれてこようとしています。


次回のゲストスピーカーは、生産者連合デコポンの代表、井尻弘さん!

<編集後記>
本日の差し入れは、白石さんの農場の採れたて卵!
永島学部長の炊きたてご飯にのせ、「卵かけご飯」で美味しくいただきました。


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また、今日はテレビ東京の夕方のニュース番組「news Fine」の取材が入りました。
学部長と数名の方のインタビューが放映されました。


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2010年06月07日 14:43

「天龍寺寄席」

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デザインコミュニケーション学部2期生で
メデイアサーフコミュニケーションズの松井明洋さん、堀江大佑さんが
お手伝いしている『粋人会議』のイベントのご案内です。


「天龍寺寄席」のお誘い

私たちMedia Surfがお手伝いさせて頂いている、粋人会議が、
なんとも大人な一夜を6月14日に開催します。

普段のパーティーやイベントでは体感できない、そんな時間を過ごしにきませんか?

粋人会議が後援させていただく「天龍寺寄席」のご案内です。


tenyose.jpg tenyose2.jpg


先日4月22日の第五回粋人会議にて、落語の奥深さに触れる機会、
そして大きな笑いを提供していただいた桂歌助師匠が
6月14日(月)「天龍寺寄席」を開催いたします。
お寺での開催となる今回、檜の香り漂う本堂と江戸の笑いで
癒しのひと時を過ごしてみませんか。

[天龍寺寄席]
会場 天龍寺 京急新馬場南口 徒歩3分
(住所:東京都品川区南品川4丁目2-17、電話:03-3474-3523)
日時 平成22年6月14日(月)18:30開演・20:30終演予定
木戸銭 1,500円(前売り1,200円)
後援 粋人会議

出演:
真打ち 桂歌助師匠
二つ目 三笑亭可女次(かめじ)
前座 桂宮治(みやじ)
お囃子 仁美姉さん


[粋人会議とは]
「粋人会議」は自分たちが「粋」であるということを示すためにあるものではなく、
文化の伝承と現代における「粋文化」のありかたを模索するために行なわれるものです。
新たな大人文化の価値基準を見いだし、伝えてゆく方法を語り合う場を提供しています。

お問い合わせ:info@suijinkaigi.com

みなさんのご来場お待ちしております!


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2010年06月04日 11:06

「オヤジナカセ」

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農業ビジネスデザイン学部1期生のナゴヤアツシさんより、
お父さまとのコラボレーションでつくられた日本酒「オヤジナカセ」のご案内が届きました。

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オヤジナカセ、、、

そんな名前の日本酒をご存知ですか?

知らないですよね、、、最近できたものですしね(笑)。

それは、

私=都会でサラリーマンをしている酒米農家の倅(せがれ)が、
酒蔵の倅との出会いを機に、
「よーし、オヤジの酒米100%で日本酒つくるゾ!」と奮起し
実家の親父と一緒になってつくった日本酒。

です。

このたび
“親父さんに贈っていただきたい(父の日にでも)”がために
商品化(ウェブで買えるように)しました(汗)。

よかったら使ってください、親孝行に、オヤジナカセ。

▼オヤジナカセという日本酒
http://www.oyajinakase.jp/

▼オヤジナカセを買うにココ
http://sakaya.oyajinakase.jp/

お気軽にお問い合わせなど
message@oyajinakase.jp

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oyajinakase.jpg


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2010年06月03日 10:59

「食堂KIRARAでチーズメニューはじめました!」

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チーズラボでおなじみのレストランビジネスデザイン学部2期生の
佐野さんより、同学部3期生の小林さんが経営する食堂KIRARAでの
コラボレーションメニュースタートのご案内です。


レストランデザイン学部2期のチーズラボ佐野です。

同じく3期の小林朝日里さんがオーナーの食堂KIRARAで、
日本チーズをつかったメニューのお手伝いをはじめました。

6/1より夜のメニューに美味しい日本チーズが登場します。

今回は北海道!

北海道・十勝にある、共働学舎新得牧場の「ラクレット」と十勝野フロマージュの「カマンベール」。
なんと定期的にチーズの種類をかえて、いろいろな工房さんをご紹介する予定です!

KIRARAのおいしいお食事といっしょに、おいしい日本チーズを楽しんでみませんか?

食堂KIRARA中目黒
東京都目黒区上目黒 3-8-3 4F
TEL: 03-3713-6554
営業時間:
ランチ  12:00〜15:00/ディナー 18:00〜23:00
http://blog.kirara.gr.jp/


kirara-cheese_1.jpg

kirara-cheese_2.jpg


チーズラボブログもよろしくです。
http://cheese-labo.cocolog-nifty.com/

オフィスチーズラボ
佐野加奈(レストラン2期)


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2010年06月03日 10:56

絶対量がもたらす急激な変化

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「圧倒的に演技量が足りていない」

吉田監督や滝本監督が演技で伸び悩んでいる生徒に対し
こんなことをよく言います。


スポーツでも勉強でも同じだと思いますが、
誰でも練習すればある程度の水準までは上達し続けます。
が、必ずとまりますよね。俗に云う「壁」です。
どうすればこの壁は乗り越えられるのか。


20100530t-1.jpg

精神論的な話はあまり好きではありませんが、
その答えは量をこなした人だけが到達できる「気づきの域」にいってもらうしかない、
私は自分の体験からそう考えています。

生徒の皆さんには早くその域に到達してほしい。
毎年、12〜15回目でたどり着く人が何人かいますが
(急激に演技が変わるので本当にビックリさせられます)
それでは少し遅い。個々人の努力でもっと早くできるはずです。


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冨樫監督の特別講義は前回同様、深夜10時まで続きました。
生徒もよくついてきてますね。
この貴重な時間と練習量は、後々の皆さんに急激な変化を
もたらしてくれるのではないかと思っています。


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さあ、来週は冨樫塾最終日。
少し寂しい気もしますが皆さんができることを監督にぶつけてください。
楽しみにしています。

(三谷)


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2010年06月03日 10:56

桃太郎が鬼ヶ島にいくことを拒んだら

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誰もが知っている「桃太郎」という昔話。

この単純なお話をドラマチックにするにはどうすればいいでしょう?


★桃の中に子供が入っていることをお婆さんが知っていたら・・・

★桃を切ったときに包丁が桃太郎に刺さってしまったら・・・

★鬼ヶ島にいくことを桃太郎が拒んだら・・・


こんな感じで2回目のセッションは始まりました。

自分で脚本を創るという仕事はある意味何でもありなんですね。

とても独創的というか、はまる人ははまります。

すごく面白い。


20100530-1.jpg


さて大前先生がセッションで掲げた感情に関する

3つのキーワード


「葛藤」 「対立」 「変化」


これらの要素をいかに登場人物の気持ちにのせて表現するか。


登場人物1人1人の立ち位置や感情の変化を

きちんと整理できていかないと脚本は崩壊してしまいます。

そんな映画たまにみかけますよね。


ちょうど今俳優コースのクルーが取組んでいる「ハッシュ!」という映画。

6月6日のセッションでは映画の見せ場である6人芝居のシーンをやる予定です。

ゲイの2人と親達3人、ゲイと子供をうみたい女性1人。

互いに対立した6人が心の葛藤をいかにさらけだしぶつかりあうのか。

俳優達がいかに演じるか、またどの部分が演じにくいのかを脚本家視点で

観察してみることは面白いかと思います。

長丁場になること必至ですがお時間あれば是非是非。


さてさて次回はいよいよゲストスピーカーが登場します。

第1回目のゲストは脚本家の篠原高志さんです。


篠原さんは旅行会社勤務のサラリーマンから

脚本家に転身された方です。


クルーの皆さんと同じような立場からのスタートをされた方なので

今後脚本家を目指す皆さんにとってはとても参考になるでしょう。


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セッションが終われば1Fのカフェでランチです


(三谷)


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2010年06月02日 19:16

健康で文化的な生活

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デザイン学部今回のセッションは、国連大学学長夫人をお招きして
“食”と“農”を考えるセッションです。

国連前では毎週末元気な野菜とともにFarmer's Marketが開催中です!


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「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
                             
日本国憲法 第25条1項


普段のIIDから、国連大学へ場所を移して行うセッションは、第9期に続いて2度目である。
国連大学に与える新たな刺激について、実施されているファーマーズマーケットから通して
考えるという黒崎学部長からの、実体験を 伴うプレゼンテーションが行われた。


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個人的に、であるが。
毎回この国連大学を見て、足を踏み入れると、なんとも表現しがたい違和感を感じる。
かつて、国連で働くことを夢に見て、実際にニューヨークの国連本部を前にしたときの、
学生時代に感じたあの違和感と同じように。

「よそ者」の立ち入りを暗に嫌うような拒否感。
「あらゆるものの中心」であるはずなのに、
なぜか「問題」からは遠く離れているような距離感。
何よりも、人間の「尊厳」を、過大に表現しているような威圧感。


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国連を学べば学ぶほど、知れば知るほど、言いようの無い無力感、苛立ちを感じた学生時代。
「結局は」の言葉に続く、「戦勝国」「分担金」「国益」のキーワードに反論できない、自分への失望。
朝鮮戦争や中東問題、フォークランド紛争への対応、「発展途上国」と呼ばれた国への支援、
アフリカ各地での飢餓や内戦、リアルタイムだったカンボジア復興支援、
ユーゴスラヴィア内戦などへの関与。
「夢」が、どんどん心から離れていく。

そんな記憶や感情が、奥底からよみがえってくる。

正直、ここでのセッションはつらい。


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ローズウイッタさん、ジョンさんの力説が続く。
日本が本来持っているすばらしさ。
行動することの重要性。
世界を感じ、環境を理解する姿勢があるからこそ、説くことができる話。
今まで何が「価値」を持ち、今その「価値」がどこに変わり、近い将来
その新たな「価値」を、人間がどう扱っていくのか。
その世界や歴史の流れの中の一部分である僕たちは、どのような問いを設定し、
自問自答し、どう行動していくべきか。
黒崎学部長の補足を踏まえ、話が展開する。


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中西さんは、「文化」という一面から日本や世界を捉え、
自分がどのように行動していくのかを見せてくれた。
巨大な組織に属しながらも、のらりくらりと体を操り、
時間をかけて「文化」を追求する。

では、今回のゲストスピーカーの話を踏まえ、僕たちはどうあるべきなのか。

「健康」的な生活とは、どのような生活なのか?
「文化」的な生活とは、どのような生活なのか?

セッションも中盤になってクルーも解っている。
それは、自分で答えを探す、ということを。
その衝動やインスピレーションを促すのがセッションであるのであって、
答えを教えるものではないということを。
そもそも、その「問い」が「良い問い」であるかどうかを問わなければならないことを。

ローズウイッタさんもジョンさんも、中西さんも、「正論」を語る。
その「正論」が、僕ら一人ひとりの「正論」であるかどうかは、また別の問題。
一人ひとりの「正論」が、共感を呼ぶアクションにつながるかどうかは、また別の問題。


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僕たちが、見たことの無い日本の焼け野原、荒野。
その中に立ちすくみ、深く息を吐き、空に向かって思索にふける。
日本は、「健康」で「文化的」な「最低限度」の生活を権利として持つことを、文章にして目標とした。
憲法論議、法律論議、生活保障など、この目標にかかわるさまざまな分野の議論はひとまず置いて。
僕たちが権利として持つ「健康」であり「文化的」な、
「最低限度」の生活とは、今、これからの時代においてどのようなものであるのだろうか。


国連は、国連大学は、今の時点において「愚かな」行為を行う国や企業、
団体や個人について、有効的な強制力を執行できる環境を持っているとは、残念ながらいい難い。
そんな現状に、ささやかではあるが力強い批判をもって国連や国連大学にメッセージを送っているのが、
国連大学前庭で実施しているファーマーズマーケットである。

健康で文化的な生活の魅力を、「ロジック」や「権威」ではなく、「笑顔」で気付かせてくれる。

国連大学でのセッションは、ここに意義があると感じる。
.................................................................................................................................................................
OGATA REPORT:緒方英吾(デザインコミュニケーション学部1期生)


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毎週末,青山/表参道でFarmer's Marketを開催中!
http://www.farmersmarkets.jp
http://twitter.com/farmersmarketjp
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2010年06月02日 17:42

ぶつかっていくコミュニケーション

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後半のゲストは「日本再生酒場」など、“もつ焼き”で有名ない志井グループの石井宏治さんです。
6月1日に著書「新宿三丁目 日本再生酒場 物語」も出版されました。


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ご自身の体験談をまじえながら、ユーモアたっぷりにお話しくださった石井さん。

終始、笑いが絶えないその雰囲気づくりも、
クルーへのサービス精神からだったことと思います。

石井さんのお店では、何をどこに置く、というようなマニュアルはありません。
けれどもサービスに対する心構えはアルバイトスタッフにいたるまで
わかりやすい例えを用いながら、しっかり浸透させます。

例えば、

「恋人を初めて自宅に招き入れるような気持ちで
 毎日お客さんを迎えてほしい」

この一言で、自ずとお店はきれいになり、出迎える顔も笑顔に、
接客も気持ちの良いものになります。


仕事で韓国に招かれた際も、周囲の人が食材やシステムの話をされるなか
行きの飛行機の中の接客が気に入らず、

「日本から微笑みを輸入しなさい」と、おっしゃったほど、

日本人のサービス精神、相手を思いやる気持ちは優れていると熱く語ります。


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そんな石井さんも、若い頃は人の気持ちを思いやることができず
ご両親にも周囲の人にもひどい発言をし、甘い考えを窘められることも多かったそうです。

今、目の前にいる熱く、思いやり溢れる石井さんからは
そんな姿が想像も尽きませんが、自らの失敗、そしてそこから学んだ教訓を
惜しげもなく正直にお話しくださいました。

現在の「株式会社ビーヨンシイ」という社名も
元は、父親を超えたいという想い、「ビヨンド イシイ」から変化させたもの。

それくらい家業に対しても反発があった石井さんが
ご自身も同じ土俵に立ったことによって、あらためて父親の偉大さに気づき
お父様への感謝状の気持ちでつくられたのが大繁盛店「日本再生酒場」です。

「どんな人間でも、諦めずに強い想いでやり続ければ、必ず成功する。
それは自分に対する“誓い”、想いの強さの問題だ」

「手間を面倒がらずに、そこにこそ“気持ち”を入れていく」

当たり前のことのようですが、現代では誰もが効率重視の言い訳を並べたり
逃げ道をつくり、避けてしまいがちになっていること。

でも石井さんは、

「1回逃げたら、100回逃げる」

という言葉をあえて自分に課し、問題に向き合い、自らの力で乗り切って
い志井グループを引っ張ってきました。


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現代は、便利になったがゆえに、昔と比べて対面のコミュニケーョンをとるのが
下手な人が増えてしまい、かわいそうだと嘆かれていました。

そこで怒りではなく「かわいそうだ」と思えるところにも
石井さんの思いやりの深さがうかがえます。

スタッフともお客さんとも、正面から“ぶつかっていくコミュニケーション”

老若男女問わず、石井さんのお店に人が集まるのは
みんなが忘れかけている原点がそこにあるからかもしれません。

(天池)


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2010年06月02日 12:45

「第40回中島塾交流パーテイ」

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レストランビジネスデザイン学部5期・6期生で
際コーポレーション株式会社にお勤めの遠藤さんより
レストラン学部ゲストの中島さん主宰の中島塾のご案内です。


‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘
毎回スクーリングパッド・レストランビジネスコースで
講師をさせて頂いております、際コーポレーションの中島武。

その中島が平成18年から毎月開催してきました「中島塾」が
次回の開催で40回目を迎える事となりました。

そこでこの度も塾生同士の交流を目的とした
「第40回中島塾交流パーテイ」を開催致します。

創業20年で100の業態を世に生み出し、
現在は全国で約300店舗の飲食店を運営しております。
ここまで来るには様々な苦難がありました。
そんな秘話も記念回という事で聞けるかもしれません。
また過去に中島塾にご参加された事が無くても今回の参加は可能です。

新たなマーケットで勝負したい、
個性を高めたい、
事業を活性化させたい、
リーダーシップを養いたい、

などなどのお考えをお持ちの方、
ぜひ交流時間で中島にその熱い胸をお伝え下さい。
当日はたっぷり交流時間を設けております。

業界も関係ございません。
またツーショット写真も我々事務局が撮りますので
カメラを是非ご持参下さい。
多数のご参加をお待ち申し上げております。

【内容】

日時:平成22年6月28日(月) 午後7時〜
                  (受付開始:午後6時30分〜)

    19:00 中島武 講演
    20:00       終了
    20:15 中島塾交流会 
    21:50 中島塾交流会 閉会
     
場所:nero/occhi -ネロオッキ- 
    〒104-0061 東京都中央区銀座8-2 銀座コリドー街1F
    ※新業態店舗ですのでまだ弊社HPへの掲載はございません。
    
会費:5,000円(受講料、飲食込み)

申込み:http://www.kiwa-group.co.jp/knews/index2.php?value=100235

お問合せ先:際コーポレーション株式会社 中島塾事務局 遠藤・坪井
        03-3485-8157
        email:endo@kiwa-group.co.jp


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