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2009年11月16日 17:54
自分のルーツを大切に。
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11月14日、前半のゲストは、「世界一のパティシエ」辻口博啓さんです。
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中間個人プレゼンテーションが先週終了し、
いよいよレストラン学部9期も折り返し、後半がスタートしました。

まず前半のゲストで登場頂いたのがパティシエの辻口博啓さんです。
「ぼくにとって、世界一は出発点だった」。

パティシエとしてどうやって世界観を作り、地位を築いていくのか。
そのきっかけが「世界一になること」だっだそうです。
世界一になることで出店や商品開発、あらゆるイベントなどのオファーが殺到し、
その中から「自分の中できちんとお菓子作りができる仕事」を選び、
モンサンクレールやロールケーキ専門店、紅屋和楽などを作り上げた辻口さん。
そんな辻口さんが「自分のルーツを大事にすること」という想いを口にされました。
いろいろなアイディアや仕事に挑戦している中で、
「ぶれない自分を作り上げる」ことであり、
そこで確固たる結果を出し続けることが重要であると説かれました。

辻口さんの表現の凄さとして、
“まず香り、そしてお菓子を口に含んだ時に歯に当たる感触、
噛み砕き、そこではじめて出てくる香り、さらに味になって、温度変化し、ノドを過ぎるまで”、
感覚をすべて総動員させる、細かい演出です。
つまり「美味しく食べる仕掛けづくり」の緻密さであると思います。
その仕掛けづくりのノウハウは、たとえケーキだけでなく、
食に関わるイベントや企画に落とし込まれているような気がしました。
そんな辻口さんの元に、現在300名程のスタッフがいます。
大きくなった組織の質を下げずに運営していくことが課題だそうです。

「人を育てることが、本当に大事で財産だと思っています。
今まで自分で作り上げればよかったけど、今後はそうはいかないし、
なにより、自分だけでは突破できない進化のスピードがある。
だから人を育て、自分とともに成長したい」。
“和を持って世界を制す”
世界一という頂きから、全員で勝利を目指すスタイルへ。
辻口さんの今後にとても興味が沸きます。
(松田)
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