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2009年06月15日 16:53
信頼できるビジネスの仕組みを。
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ムジャキフーズの田代隼朗さんが展開する
独特の出店システム「トラスト方式」。
それは緻密に計算された繁盛の法則でした。
田代さんが経営するムジャキフーズでは独特の出店システムがあります。
それが「トラスト方式」です。

過去の経験から、自ら飲食店に対して直接的に関わるのではなく、
あくまでも「ビジネスとして」関わる方法として編み出されたのが
このトラスト方式だと田代さんは話します。
「僕は味も、飲食店のこともさっぱりわからない。だから分かる人間に任せることにした」
とはいえ、信頼できない人にはお店を任せられないはず。
「だからトラスト(信頼)方式なんですよ」

「出店に関わることはすべてムジャキフーズで用意します。
店長になりたい人には、フォーマットに従った企画書を提出いただき、
それを「大将(店長)選挙」という名目で弊社社員にプレゼンテーション、
そして投票させて、初めてそのお店の店長となれるんです。」
この「出店に関わることは全て用意する」というところがまず凄い。
店長以外の人材、店舗に関わること一式(爪楊枝から全て)をムジャキフーズが用意。
店長は企画と選挙さえ通れば、身体一つで店に乗り込んで、運営することができるのだ。

もちろん「業務委託」に近い形でムジャキフーズが経営に携わることになる。
つまり「お店ごとその人に貸し出している」と考えると分かりやすいかもしれない。
これは視点を変えると、ムジャキフーズは
「個人事業主を助ける飲食企業」と言えるのかもしれない。

その中で、田代さんは不動産出身ということで面白いたとえ話をした。
「僕らは、分譲マンションの仕組みに近い。」
つまり「分譲マンション=ムジャキフーズ」と例えれば、
各々の部屋は、個人所有のお店と言えるのだろう。
そして管理費(ムジャキフーズのフィー)さえきちんと支払えば、
その部屋はなにをしてもいい。キッチンやバスタブ(基本装備)は人材や商材になるわけだ。
「これはあくまでもビジネスの仕組みだと思って下さい。
僕らがいま目指しているのは、「飲食業界での働き方、働く術」を編み出すことだと思っています。
僕らのやり方が時代に合っているのであれば、ぜひこのやり方を教えていきたいと思っています。」
「だからその仕組みが怪しい!と思われないように、今後上場を目指そうと考えています。」

実際に赤字店舗0(ゼロ)、経常利益も上がって来ているムジャキフーズ。
なぜこの仕組みが成立するのか、とても緻密に計算されているというのが率直な感想です。
ビジネスの視点として、とても参考になる話が盛りだくさんのセッションでした。
(松田)
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