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「スクーリング・パッド」最高会議!

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連鎖する「Think-Act-Work」
黒崎:僕なんかも、やっぱり学校じゃなくて、
社会の中で勉強してきた という経験はものすごく大きい。
自分からもっとつっこんで関わりたいと思っても、学校だとなかなかうまくいかない。
要するに「学校的」なんです。
それに対してスクーリングの本質は
「Think-Act-Work」 という主体的な行為がそれぞれに連鎖していくことであって、
それをクリエイトしていくことが最も大切になってくる。
世の中には、山ほどチャンスがあるんだけど、
それに出会ったり、その出会いをインパクトのある体験として実感したりするのに何年もかかってしまう。
下手すると、社会に出て 5年も6年もかかる。
大学を出ていたら、あっと言う間に30歳になる。

:飲食でも近いところがあると思うんですが、映画でも同じで、
そういう「修行」みたいな時間は、確かに大切な部分はあっても、とても時間がかかる。
どこかのお偉いさんについて、映画の製作を学びたいと思ったら、それこそ 15年とか経ってしまう。
多くの経験は出来るかもしれないけれど、その代償に、
クリエイティヴの感性を寝かせすぎてしまうし、悪い意味でも社会化されてしまう。
何かを気付く瞬間 の引き金とは、本来、
時間の積み重ねじゃない、何か別の要素の方が大きいだろうと思いますけどね。

中村:例えば飲食でも、和なら和、イタリアンならイタリアンっていう狭い向上心だけじゃなくて、
もっと いろんな価値観 を持ってもらいたい。そこで、気付くことは多いと思う。

黒崎:そう、既成の概念からずっと離れた状況や仕組みをつくることが大切なんです、何でも。
今、アメリカでものすごく言われているのが、 「クリエイティヴ・クラス」 ということで、
今までの、生まれやお金を基準にした社会階層から離れて、
「この良さわかるよね」という、いわゆる理解の感覚を基準にした階層が重要になってきている。
それは、純粋に、人間力の問題だったりするわけでしょう。
これから、デザインが優れた国こそが勢いをつけていくだろう、と言われるのもそういうことなんです。
人類最古の職業は、料理人、土建屋、祈祷師、そして売春婦ですが、
そこに共通するのはやっぱり 人間の夢 なんです。
それこそが、これから、もっとも大切になってくることではないだろうかと。

中村: 夢を与える職業 ……。
そう考えると、死ぬ間際に何がしたいか、と考えて、
「ああ、最後にあれが食べたいな」と思わせることは、ものすごく大変なことですね。
だからこそ、飲食にしてもそれくらいの意気込みをもってやっていかなければならないと思います。

黒崎:スクーリング・パッドでは、もちろん仕事としてそれぞれの夢を実現していくことは大切だけれども、
そうかといって、会ってすぐに「どう、儲かってる? 景気はどう?」というようなことじゃない。
もっと人間的な夢を追い続けてこそ、 これからの時代 をつくっていける、ということを実感してほしい。
ここでは、教える側、教わる側、という境界はないので、同じ 「学びつづける者」 として、
多くの方と一緒に夢をかたちにしていきたいと思います。
( 2005年6月16日、原宿「長慶樓飯店」にて)

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