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「スクーリング・パッド」は学校の中の学校だ !?

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世田谷ものづくり学校 (IID)
松村拓也 校長インタヴュー

スクーリング・パッドの舞台は世田谷区・三宿交差点からほど近い、廃校利用プロジェクトの「世田谷ものづくり学校(IKEJIRI INSTITUTE of DESIGN)」。現在も多数のクリエイターがオフィスを構え、区内のみならずこの社会の「ものづくり」の最前線だ。その飽くなき野望と理念、そして、これから始まるスクーリング・パッドへの思いを、校長である松村氏に語っていただいた。訪れる人々のクリエイティヴィティを容赦なく刺激する環境とは、一体どんな場所なのだろう?

松村拓也 校長

--世田谷ものづくり学校(以下、 IID )は、どのような経緯でこの地に生まれたのでしょうか。

松村校長: 2004年3月まで池尻中学校でしたが、少子化のため廃校となったんですね。そこで、イデー・アールプロジェクトという都市再生を掲げた企業によって、 「ものづくり」 を基軸にしたコンバージョン事業が立ち上がったわけです。

--どのような理念と仕組みがあるのでしょうか。そして、スクーリング・パッドとつながる点は?

松村校長:簡潔に言うと、 「学び・雇用・産業」 の 3 要素が融和し、きちんと事業として成立していく仕組みを実現することです。まさに、スクーリング・パッドが目指している、コミュニケーション・ツールあるいはメディアとして自立し ビジネスになること 。そういう点で、 IID とスクーリング・パッドはお互いに必要不可欠な関係です。 IID 内の企業はもとより、ここに関わる多くの企業が人材を求めている。そして才能を存分に発揮できる場を探している人たちが集まる。つまり、 循環するニーズ で結ばれた関係。

--では、現在どのような方々がここで活動されているのですか。

松村校長:映像、デザイン、ファッション、パン工房……と、何かしらの「ものづくり」に関わるあらゆる企業。 新しい働き方 と身近に接することができ、大きな意味での 「学ぶ場」 としてとてもよい環境です。いろんな人たちがウロウロとしていますから。それに加えて、志をもった多くの方々のエネルギーが集まってくることは、本当に大きな 相乗効果 になるでしょう。

--カフェやギャラリーなどさまざまな施設があるそうですが。

松村校長:ええ、それも単に便利というだけの場所ではありません。それぞれが「ものづくり」の実践の場であり、 コミュニティ としてのメディアです。価値が生まれ、価値が媒介されていく場。

--それでは、スクーリン・パッドと共闘していくIIDのこれからのヴィジョンを聞かせてください!

松村校長:ここから 次世代の価値観 をどんどん生み出していくことですね!そして、スクーリング・パッドでも、教える人と学ぶ人が入れ替わってみたり、学ぶ人たちがここに入っている企業の方々に仕事を依頼してみたり、 さまざまな化学反応 を起こせる主体的な人たちに集まってもらいたいですよね!
( 2005 年 6 月 24 日 「世田谷ものづくり学校」にて)

世田谷ものづくり学校(IID) 概要

世田谷ものづくり学校(IID)」は、2004年3月をもって廃校となった世田谷区立池尻中学校の校舎を利用した、都内初の民間によるコンバージョン事業である。
経済、行政、文化、ファッションの各方面から大きな注目を集めている。
福利厚生や文化促進の側面のみを重視した公共施設が陥りがちな「回収見込みのない管理コスト」の問題点をクリアし、区内にとどまらない幅広い文化コンテンツの発信拠点として発展していく確かなヴィジョンは、サステイナブルな21世紀型のコミュニケーション&クリエイションの状況を活発にしていくだろう。
入所者はすべて面接等による選考によって決められ、それぞれの主体的な関わりによって施設全体が発展してく。
2005年10月の一周年を迎え、スクーリング・パッドとともに、さらなる発展が期待されている。

世田谷ものづくり学校(IID) 施設紹介

教室

教室

「スクーリング」の中心舞台は“教室”だ。壁一面の黒板が懐かしさを掻きたてるが、ここで繰り広げられる講義は、スリリングにそんな感傷を拭い去る。 3 フロアある校舎には、こうした“教室”がひしめき合っている。ゲストによって、参加する方々の熱気によって、ありとあらゆる使い方が自ずと生まれていくだろう。

プレゼンテーションルーム

プレゼンテーションルーム

校舎の 1 階にあるシアターは、プロジェクターと大きなスクリーンを備えている。映像やパソコンの画面を投影して、さまざまなスタイルのプレゼンテーションを行えることも去ることながら、この空間を使った上映イベントや、トークショーを企画するのも OK 。クリエイションのアウトプットを実践する場としても活躍する。

ミーティングルーム

ミーティングルーム

何の変哲もないミーティングルームを、スペクタクルのある空間へと、対話によって演出していくことは、参加する方々の醍醐味になるだろう。校舎内の、商品がセレクトされた自動販売機で、ちょっと気の利いた飲み物を買って、ここで激論を交わすのも良し。「ミーティング=出会うこと」を最大限に引き出してほしい空間。

カフェ

カフェ

「GO SLOW」という名のデリカフェは、世田谷ものづくり学校にとってもっとも欠かせない存在かもしれない。どんなにプランニングを練り上げ、エネルギーを注ぎ試行錯誤を重ねても、これほどまでに気持ちの良いカフェは作れないだろうと思わせる。ランチメニューやドリンクも“飽きさせない心遣い”が嬉しいの憩いの場。

ギャラリー

ギャラリー

常にさまざまな企画展がオープンしている。この場所に関わることから、世田谷ものづくり学校との関係をスタートさせるクリエイターも多い。広く自由な展開を楽しめるオープンギャラリーは、この世田谷の住民の方々にとっても大切な文化の交差点。すべての学部の方々にとって、ここでの個展開催のチャンスがあるだろう。


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